Utaro's Electro Pop Music Site Dodidn*

テキストサイズ 小 |中 |大 |

G Baptism

TwitterTwitterFacebook PageFacebook Page


HOME > PORTFOLIO > ASUNOHIO

明日の燈を [2016 Version]

Produced,Written and Composed by Utaro
Vocal Performed by Utaro
Copyright ©1998,2016 Dodidn* All Rights Reserved.

歌―心の底の祈り



 国を問わずいかなるジャンルの歌も、喜びと悲しみの詰まった「祈り」である、ということに気づかされたのは、残念ながら私がこの曲を最初に歌ってから、もう何年も経ってからのことだった。
 歌をきっかけに、人の心を繋げ、それを共有し、永遠に分かち合えると信じていた者どうしであっても、時として心の内側が壊れていくということが多くあるだろう。その時の歌とは、どれほど無力で希望のないものに思えるか――。

 戦争という闇。闇は病むとも言えるもので、戦争とは民が傷つき病むことである。
 世界中の争いのたびに、そして災難のたびに歌がそこにあらわれることを、私はずっとぼんやりと眺め続けた。傍観し続けた。
 戦争で最も傷つくのは子供達であり、その傷ついた心は大人になっても癒されることはない。手と手を握り合う。それすらもできなければ、そのたびに歌われる歌が無力であることは疑いようもなく、歌は心を癒す薬にはならないのだ。

 しかし。
 何故人々は、それでも歌うのであろうか。歌わずにはいられない何が、そこにあるというのであろうか。
 無力であるからこそ歌われる祈り――「歌」。それが自分を勇気づける力として、1000分の1の力であろうと、10000分の1の力であろうとも、祈り続ける。

 私は今…それだけを信じて、祈り続けようと思った。
 世界のどこかで、同じ祈り人がいることを信じて――。

「明日の燈を」(あすのひを)
  作詞・作曲 Utaro

1. ゆらゆらと まばたく
  星空を見つめて
  少年はゆく 独り

  雨の降る夜にも
  また一つ 消えゆく
  時は止まって 眠る

  崩れるスラムの 炎の下で
  激しく響く 銃声も

  帰らぬ者たちの 叫びのように
  かすれて尽きる
  運命の日を刻もう

2. うずくまる少女の
  震える背中には
  雨が流れる やさしく

  錆びついた校舎を
  歩いて思い出す
  あの日のことを そっと

  見渡す町の 戦火の下で
  傷つき嘆く 兵士のために
  たしかな時を刻もう

  見知らぬ者たちの 勇気のように
  最後の一つ 自由のために
  大切な火をともそう

  小さな燈(ともしび)の
  ぬくもりを噛みしめ
  耳を澄まそう 明日がくると
  歌う声がきこえる

Gの洗礼Gの洗礼

ブリーフマンブリーフマン

舞踏のための音楽プロジェクト舞踏のための音楽プロジェクト

ハチプロで創る。ハチプロで創る。

PO-12 rhythmPO-12 rhythm

OP-1 SOUND INSTALLATIONOP-1 SOUND INSTALLATION

宅録しませう宅録しませう

エジ蓄のコーナーエジ蓄のコーナー

Dodidn* blogDodidn* blog

Utaro NotesUtaro Notes