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G Baptism

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Red Beans

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OP-1それこそがインスタレーション



 OP-1で遊んでいると、無心になる。「Red Beans」はラジオのジングルをイメージした、49秒の曲である。
 中学生の頃、FMラジオを本当によく聴いた。当時コンパクト・ディスクが1枚3,200円くらいで、滅多に買えるものではなかったので、私にとってオーディオのメイン・ソースはCDよりもFMラジオだったのである。
 ちなみにFMラジオは、電波変調方式の伝送特性上、電波が弱いので、屋根の上に専用のアンテナを取り付け、屋内にアンテナ線を引っ張っていた。だから今より数段音がクリアだったというか、真剣になってラジオを聴いていたのだ。

 そうしたラジオ贔屓の時代は、80年代後半、高校を卒業するまで続いた。今では考えられないことだが、深夜ラジオの話題で熱狂し、学校で友人と話が盛り上がるのである。番組はたびたびカセットテープに録られ、友人どうしでテープの貸し借りをしたりした。番組の合間に流れるコマーシャルを真似したり、リクエストされた曲の情報を集め、そのレコードを借りたり、お気に入りの海外アーティストの新譜情報をラジオから入手し、滅多に買えないCDをショップで予約したりなどと、我がオーディオ周辺の文化というものは、ほとんどラジオから吸い上げられていた時代であった。

 2011年の末。まだまだ東日本大震災の余震が続いている最中、私はある直感が閃いて、OP-1を買った。地震情報を聴くために、頻繁にラジオを聴いていたせいもあって、OP-1はそうしたラジオのジングル制作に役立つのではないか、と思ったのだ。

 OP-1とラジオのジングルという結びつけ。「サウンド・インスタレーション」のモチーフはそれ以外特にない。インスタレーション(installation)というのは、ある空間において何と何を創造し、結びつけるかといった先鋭芸術だと思われるが、私にとってはこのOP-1と向き合うこと、扱うことこそが、音を創造するインスタレーションなのである。

 ところで、OP-1のシンセ・エンジンの一つである「DNA」は、個体別に割り振られたCPU IDから音を生成するのだという。つまり個体によってその生成される音が微妙に違うらしい。そう、知らず知らず、それは私だけの音だったのだ。

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