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Figure

Produced and Composed by Utaro
Vocal Performed by Utaro
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ママ、僕は人形じゃないよ。



 デジタル・レコーディング、すなわちDAWの世界は、人それぞれの取り組み方や構築の仕方があって、DAWソフトウェアそのものが無限の可能性を秘めた、果てしなく無尽蔵なハイセンスな道具のように思われてしまう。そういった面は確かにあるのだが、音楽とレコーディングの関係は常に伝統的なもので、保守的なものであることをつい忘れてしまいがちである。

 いかにそれが優れたDAWソフトウェアであろうとも、“録り”をいい加減にして、ミキシングやそれ以降の行程でごまかせる魔法の道具ではない、そういう自戒を含めた実験を試みた。
 プラグインを幾種類も連結させて、あっちだこっちだと音をいじくりまわして美しく繕うのではなく、もっとシンプルに、録りの段階で大凡の問題を解決させて、ミキシングではそれを補う程度の処理を施す。マスタリングしかり。
 ヴォーカルで言えば、私は“初音ミク”じゃありませんよ、ということをオブラートに包んで、ママ、僕は人形じゃないよ!と歌っているのである。あくまでジョークだが…。


 音楽というのは、じっと目を凝らして満足するまで眺めていられるものではなくて、空気振動で伝わってきた音の波を、耳の中で通り過ぎていくといった刹那な快楽というか、あっけなく過ぎ去ってしまう夢心地の娯楽である。つまり記憶の快楽の一つである。
 他の人がどうなのか分からないが、私にとって日常的な音のノイズは《血液》の循環と同じだ。あまり静かすぎる空間にいると、何か行動のリズムを失い、不安になり、創作上音楽的なものが損なわれる気がする。ある一定の喧噪は、人間にとって必要なのかも知れない。
 考えてみればレコーディング・スタジオにごちゃごちゃとスタッフが居て少々うるさいくらいの方が、創作にはちょうどいいのだろう。例えば、都会を離れた電気的にはクリーンな田舎のスタジオは、景色は美しくとも周りが静かすぎて創作には不向きではないか、と思ったりする。完璧なるDAW志向の危うさは、こういった部分にも潜んでいる気がする。

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