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Pomegranate

Produced and Composed by Utaro
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愚と優美の融和



 実にこの曲は単調だなと思う。
 しかしループの凄みとは、この単調さの中に時折、琴線に触れる和声のパッションと音響の美しさが内在しているように思われ、捨てきれない心地良さがある。

 絵画のように、目の前にある具象をデッサンするという作法が、音楽の世界にはない。視覚でとらえたものを音に置き換えることはできないし、音楽を聴いてイメージする視覚世界はsenseに過ぎず、可逆的に確固たる具象をアウトプットすることは不可能だ。

 この曲の基礎ループを刻み込んだ時、“柘榴”=Pomegranateという言葉が浮かんだ。直感的に言葉が浮かんだ以上、それを曲の題とするしかない。だが自分の中でループの印象と“柘榴”という言葉が無縁のように感じられ、何故そんな言葉が咄嗟に思いついたのか、まったく訳が分からなかった。

 後で花言葉を調べてみて、なんとなく気づかされることがあった。柘榴の花言葉は、“愚かしさ”、“おしゃれ”、“成熟した優美”など。

 約4分のこの曲の単調さの中に秘められているのは、80年代のタイトなサウンドと柔和なシンセサウンドとの融和性であろう。個人的な実験として、リズムトラックのレコーディングの仕方、ミキシングの仕方を崩して、よりサウンドの本質的な存在感を活かす手法に、手の内を変えている中途段階を示唆している。

 柘榴を視覚でとらえれば、見た目の醜と美とが感じられる。そのことと自己の内面の、醜(愚)と美とが無意識に結び付いたのではないか、と思った。

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