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実験コーナー/
QY-700の音を探る簡易レコーディングテスト


はじめに

 私が1990年から97年頃にかけて所有していたMTRは、カセットテープ式の「TASCAM MIDI STUDIO 644」(4トラック)で、レコーダー部においては、dbxノイズリダクションとテープを倍速(9.5cm/sec)で稼働させることにより、業務用アナログテープのクオリティには到底及ばないものの、通常のカセットテープのスペックと比較して、かなりノイズを抑えつつレンジも広いサウンドを得ることができた。
※dbxノイズリダクション…入力レベルを2:1にコンプレスし、再生時に1:2にエキスパンドする。S/N改善30dB。

今も所有するQY-700 97年頃に使用していたシーケンサー&音源は、YAMAHAの「QY-70」である。その数年後、「QY-700」に買い換えるのだが、内部音源が豊富で、大凡の楽器をMIDI演奏することができた。

 ここでは、自宅スタジオにおけるその「QY-700」の音源とアナログMTRのサウンドを再確認する目的で、当時のレコーディングを再現してみた。

 簡単なレコーディング実験である。

TASCAM PORTA STUDIO 464 「QY-700」のアコースティックピアノ音源をアナログアウトプットからアナログカセットMTR「TASCAM PORTA STUDIO 464」に繋ぎ、2トラックに録音(「TASCAM MIDI STUDIO 644」は既に無いのでその代用)。レコーディング・フォーマットは前述したdbxノイズリダクションをON、テープスピードを9.5cm/secにセレクト。
 こうして録音されたテープを再生し、アナログミキサー「Mackie 1604-VLZ3」を通して、最終的に24bit/48kHzでPro Toolsに取り込み、バウンスしてファイル化。

 一方、比較するためのもう一つのファイルは、Pro Toolsプラグイン「Mini Grand」のアコースティックピアノ音源を鳴らして、同じ24bit/48kHzでバウンスしたもの。

 ピアノ音源の違いは聴けば顕著であるが、当時のカセットテープ式アナログMTRのサウンドがいかなるものであったかを知ることができる。一度聴いただけではわかりづらいかも知れないが、可能な限り音量を上げて何度も聴いていただきたい。私の自宅スタジオの90年代と2011年との新旧サウンドディテールを大凡に明らかにする実験であるが、何はともあれ、レコーディングされた2つのサウンドファイルから、音の違いを聴き比べて欲しい。

実験詳細

使用曲:ラモー「タンブラン」(既成MIDIデータファイル使用)

1.「QY-700」のアコースティックピアノ音源を用い、「タンブラン」を内部ミキシング。リバーブは内部エフェクトを使用。MIDI演奏をアナログカセットMTR「TASCAM PORTA STUDIO 464」でレコーディング。その2MIXをPro Toolsでレコーディング。24ビット/48kHz。音圧上げ無し。
LinkIcontam-analog.mp3

2.Pro Toolsプラグイン「Mini Grand」のアコースティックピアノ音源をMIDIデータによって鳴らし、「タンブラン」の演奏をレコーディング。リバーブは「Mini Grand」内のエフェクトを使用。同じく24ビット/48kHz。音圧上げ無し。
LinkIcontam-protools.mp3

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