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1.ミキシングの定義


 オーディオにおけるミキシングとはいったいなんでしょう。
 ミキシングとは、2つ以上の信号を「加工・調整」を施して、「混ぜる」こと。バラバラになっている音源を一つに「まとめる」こと、です。
 その重要な3点、「加工・調整」「混ぜる」「まとめる」には、それぞれのやり方があります。DAWやミキサーには、必ずマニュアルが付いていますが、操作の仕方は覚えられても、結局どうやっていいのか分からない、何がどうなればいいの? の部分についてはどこにも記されていないので、頭を抱えて投げ出してしまう人も少なくないでしょう。
 そもそもミキシングと言われる範疇の、「加工・調整」「混ぜる」「まとめる」はそれぞれ別の分業に属しており、この3つの概念がしっかりイメージできなければ、ぐちゃぐちゃな作業となってしまって、自分でいったい何をしているのか分からなくなってしまう、ということに陥ります。
 この3つの概念があることを頭にたたき込み、それぞれの分業の目標を達成することができれば、ミキシングは完了します。これらの作業は決して難しいことではなく、むしろ楽しいクリエイティヴな作業です。

 そして一番大切なことを述べれば、「音楽とは、ミキシング自体である」ということ。ミキシングを制すれば、音楽を制したようなものです。え?そんなこと言っていいの? と思うかも知れませんが、茶の湯をご存じでしょうか。客を招いてお茶をお出しするという行為の本質は、相手を思いやる、相手の心に通ずる精神修行にあります。
 音楽もまったく同じです。プロフェッショナル・スタジオであろうと、宅録であろうと、商業だろうが趣味であろうが、音楽の精神は変わりません。相手の気持ちを思いやること。ミキシングはそのための作業です。

☞音楽とは、そこに在るのではない。
聴く人の心の中で〖咲く花〗である。

 どうでしょうか? 音楽なんて、自己表現のためのものかと思っていた人は、ミキシングについて、何か見えてきませんか? ミキシングって何をするべきか、ちょっと頭に浮かんできた人は、これ以上読まずにもう自分だけで出来るかと思います。が、敢えてこのあと、その3つの分業のやり方を、順を追って解説しましたので、興味のある部分を一読していただければ幸いです。

★レコーディングは重要ではない?


 あれ? ミキシングより、レコーディングの方が重要なんじゃないの? 録り音が悪かったら、ミキシングにも影響するし、下手な演奏じゃ話にならないんじゃない?
 と思うかも知れません。
 そう、その通り。まったくその通りです。
 レコーディングは、録り音の優劣が決まってしまう重要な作業です。うまく録れていなかったら、ミキシングもうまくいきません。
 だからこそ。
 だからこそミキシングの3つの概念、「加工・調整」「混ぜる」「まとめる」をしっかり理解することがまず必要です。これがある程度理解できたなら、レコーディングでどうしたらいいのか、逆算的に見えてきます。こう録っておけば、ミキシングでこうなるな、こうできるなと。
 実は、ミキシングの後の行程の、プリ・マスタリングも同じことで、実際的な作業の順序は、レコーディング→ミキシング→プリ・マスタリングですが、ミキシングの中身をどうするか先にイメージすることで、前後の作業の目標が見えてくるのです。

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