ベルばらと『地縛霊 恐怖の心霊写真集』
友人
性の話。を閉じて
【パンツの話はいずれ…やります。。】 私自身が「性について学ぶ」ことを自覚したのは、小学6年生の時の性教育本との出合いであり、ある友達のまばゆい純粋無垢の記憶である。2012年10月16日付の「孤独と神話【補遺】」にそのことを書いている。...
映画『微熱少年』のこと
【REBECCAのシングル「Monotone Boy」】 その昔、演劇部を中途退いて、お互いに疎遠になっていた友人Hが、中学3年になったばかりの春、1枚の7インチバイナル(シングルレコード)を貸してくれた時のことを、私はかすかに憶えている...
果てしないツイッター論
【全世界のメディアで報道されたマスク氏のツイッター買収騒動】 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でインターネット上の個人・企業その他の投稿の場であるツイッターについて、ここ1年くらいに思っていたことを殊更吐き出してみようかと...
ブログ的ブログというスパンコールの輝き
【私も好きな成分調整牛乳の「まきばの空」】 先日、10年以上活用していたFacebookのアカウントを「退会」した。一切合切、これまでのログは抹消されることになるはずだが、厳密には、「退会」の手続き後30日まではログは残され、その間であれ...
昭和の「おむすび探偵団」のこと
【小学生時代に買った「おむすび探偵団」がひょっこり家の中から発見された】 古い歴史を持つマンカラ(mancala)のボードゲームについて見識を拡げようとしていた矢先――。 自宅の雑貨類を整頓している棚の奥から、ボードゲーム「おむすび探偵...
ホイットニーの「ブロークン・ハーツ」
【8インチシングルのバイナルのホイットニー・ヒューストン「ブロークン・ハーツ」】 コロナ禍で迷走を続けている最中――。そんなこととはまったく無縁だった80年代の、自身の“ありふれた日常”の想い出に、心がときめく。 かつてホイットニー・ヒ...
早熟だったブルージン・ピエロ
【稲垣潤一の「ブルージン・ピエロ」シングル・レコード】 35年前の、私の中学生時代の回想――演劇部の部長に仄かな恋心を抱き、さだまさしの「軽井沢ホテル」を聴きながら、夢うつつの日々を送っていた――ことは以前書いた(「さだまさしの『軽井沢ホ...
イエトミのおばちゃんのお好み焼き
【かつてそこは駄菓子屋であった。そこにおばちゃんが立っていた】 17年前の2003年に書き記した当ブログの「駄菓子屋」という文章。個人的にあまりにも懐かしい事柄として、読み返してみたのだった。 それは昔、母校の市立小学校(私は1985年...
写真小説『サーカスの少年』のこと
【松本隆小説、安珠写真の『サーカスの少年』(東京書籍)】 中学を卒業してからの高校の3年間は、あっという間に過ぎようとしていた。かろうじてその時、まだ17歳だった。私と友人は、あと数ヶ月で卒業という只中に、こんな会話をしたのである。「俺た...
さだまさしの「軽井沢ホテル」
【さだまさしさんの「軽井沢ホテル」EPレコード】 自分の学生時代の頃のことを思い出すのは、身悶えするような切なさを伴う。同じ地べたを踏み歩いてきた幼き頃の自分――というのとは少し感覚が異なって、まったく《異世界》に居た、別人に近い自分に思...