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チル・ウェーブか?
あるいは冷たい印画の幻影か?

「郷愁と彼方の非線形」

Nostalgia and Beyond the Nonlinearity
 
 

Electro Pop

郷愁と彼方の非線形

Produced,Composed by Utaro 
Copyright ©2018 Dodidn* All Rights Reserved.

郷愁へいざなうキュレーターとして 

 
 たまたま入手した古いガラス乾板の中に写る人物が、どこのどういう人物であるかは特定できない。たとえそうだとしても、写真を通じて心にふれた様々な想像が、人物を活き活きと甦らせ、その日常の断片としての記録写真が――いやそれは間違いなく幸福の一端を覗かせた写真に違いないが――遥か遠い縁故のない無関係の「私」の人生にまで入り込んでくるかのようである。そういう不可思議な出合いから、この曲は生まれた。
 
 今は、誰もが簡単に写真を撮る時代となった。だがかつて写真は、ガラス乾板やフィルムといった素材を扱う以上、限られた数に絞られて撮影記録がおこなわれた。私が小学生の頃、父親のカメラを持って何か撮ろうとすると、「フィルムは1本だけにしろよ」と言われたし、高校時代に行った修学旅行では、持ち前の35mmフィルムをみんな大切に制約しながら考えてスナップを撮っていた。フィルムを「現像」してもらい、「焼き増し」してもらうことは、それなりに費用がかかるのである。
 
 言葉としてはあまりよくないけれど、棄てられてしまったガラス乾板を拾い、それをデジタル・スキャンして写真を甦らせてみると、めっけもんのもう一つの人生を再生しているかのようで、なんだかとてもありがたい気持ちになる。写真を記録する素材としては本来、フィルムよりもガラスの方が解像度が高いが、保存する環境とその経年の劣化を考えると、結局はフィルムもガラス乾板もそのままでは鮮度を保つことができず、写真はやはり、プリンティングしてこそ人の役に立つ、という実際的な真理が見えてくる。
 ここにあるガラス乾板も、もう遠い昔にさんざっぱら、印画紙に起こした写真の中で、共にその思い出が語られ、感動を共有し合い、家族の絆と向き合われていたことと思われる。そういう意味では充分に役割を果たしたのである。
 
 写真を覗く者がいる限り、この写真に写った人物は、永遠にその青春の最中にいることができるのだ。

【郷愁と彼方の非線形◎特報!】

 

2018.12.17

制作開始。アートワークの準備をととのえる。

2018.12.21

Roland TR-08を使って、リズム・パートの打ち込み。

2019.01.24

レコーディング。オーバー・ダビングでは、YAMAHA MOXF6も使用。

2019.02.02

ミキシング作業。音像一つ一つを確認しながら処理を施す。

2019.02.03

マスタリング。ハイレゾ及び16bit/44.1kHzのマスター・ファイル完成。

制作・レコーディングに関することはDodidn* blog!


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