青い空の下で―Blueskyという新しい世界
切手
「ビューティフル・ネーム」と国際児童年
【タケカワユキヒデ率いるゴダイゴの「ビューティフル・ネーム」】 幼年時代に“英語の混じる歌”を違和感なく歌えたのは、姉のおかげである。 まだ保育所に通っていた頃、テレビドラマ『西遊記』(主演は堺正章、夏目雅子、岸部四郎、西田敏行)のエン...
性のクロスワードパズル
【梅田晴夫著『ひまつぶしの本 無我夢中に楽しむ法』】 別稿で、鈴木清順監督の、いわゆる“(大正)浪漫三部作”(『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』『夢二』)の映画について書き下ろそうと思っている。 個人的にこれは、長年の夢であった。若輩の...
懐かしい「催眠術のカセットテープ」
【これが幻の「催眠術のカセットテープ」】 何もかもが捏造された流行に先導されていく現代の、そのグローバルな社会構造への警句として、カウンター・カルチャーのうねりが、かつてと比べてとても弱いと感じるのは、私だけだろうか。言うなれば、人が自律...
国連切手―世界保健デーと世界人権宣言
【2018年発行の国連切手「世界保健デー」6種】 切手に関する話である。私が小学4年生の時のクラブ活動で“切手クラブ”に所属していたことは、当ブログ「美しき色彩―沖縄切手」と「見返り美人のこと」で既に書いた。生前の父が若い頃に蒐集していた切...
小学館の学習雑誌の思い出と未来へのファンタジー
【小学館の学年別学習雑誌『小学二年生』1980年9月号】 団塊ジュニアの世代にとって、少年少女だった80年代前半は、様々な意味合いで特別な思いに駆られる時代であったと思われる。LSIゲームの普及、自前でプログラミングが可能なパーソナル・コ...
黒田清輝―赤き衣を着たる女
【東博『黒田清輝―日本近代絵画の巨匠』】 先月の19日、上野・東京国立博物館にて『生誕150年 黒田清輝―日本近代絵画の巨匠』を観た。 良く晴れた午前。新緑に満ちた公園を抜けて東博の敷地に入り、ユリノキを見上げたその足で平成館に向かうと...
見返り美人のこと
【左2枚が「見返り美人」。右2枚は歌川広重「月に雁」】 日本美術史において美人画の最高傑作というものが何であるか、私は知らない。考えたこともなかった。ただし近頃何故か、美人画と称される絵画に出くわす機会が多い。無論、最高傑作などという商業...
『洋酒天国』とメフィストフェレス
【『洋酒天国』第34号。イラストは柳原良平氏】 こんなことがあっていいのか、昨夜これを書くために無数の『洋酒天国』を散らかして読んでいたら、“アンクルトリス”の柳原良平氏が亡くなった、という一報を知った。17日、呼吸不全。84歳――。突然...
ミステリーハウスIIのこと
【マイクロキャビン『ミステリーハウスII』】 1980年代前半に一世を風靡した8ビット・パソコンNEC PC-6001の寡少なアドベンチャー・ゲーム群で、『ミステリーハウスII』というのがあった。ミステリーハウスそのものは非常に有名なゲー...
美しき色彩―沖縄切手
【琉球郵便切手「民族舞踊シリーズ」】 切手を集めていた頃が懐かしい。 小学4年生の頃は学校の“切手クラブ”に所属し、持っている切手を自画自賛したり、顧問の先生が教えてくれたいろいろな切手の話題に触れたり、実物を見て楽しむことができた。個...