人新世のパンツ論⑫―ゆとれぬパンツの危険な冒険
PC-6001
冬景色へのイントロダクション
【音楽教科書の中の「冬景色」】 小学校時代の音楽授業については、当ブログ「音楽の教科書―歌と音の悦楽」で初夏に書いておいた。 私が小学5年生であった昭和58年当時、使用された教科書(と同等の改訂版)「改訂 小学音楽5」(教育出版)の中に...
グールドと888フーガ
日々、これ失敗とその上書きの連続なり――。 ブログ上に書かれていたことが、間違いであったことに気づき、長い間ほったらかしにしていたその訂正作業を、先ほど済ませた。この一件に関しては恥ずかしながら、感慨深いものがある。 それは、当ブログ「...
電子ブロックの実験
【学研電子ブロックEX-150復刻版】 この夏、久々に“電子ブロック”で遊んだ――。やはり電子回路は面白い。 以前、ブログで学研の“電子ブロック”の思い出を書いた(「おもちゃの王様『電子ブロック』」参照)。そこでは小学校3年生の時に転校...
「雪」という唱歌
個人的に最近、文部省唱歌に関心を寄せている。私の中の思い出として、電子音楽と文部省唱歌が切っても切れない関係にあって、そのあたりの思い出話は、ホームページ上の「PC-6001とがっこうのうたの話」で述べてみた。 また昨年では、急に懐かしく...
オホーツクに消ゆ〈終〉
前回からの続き。 網走刑務所の受刑者が製作した「ニポポ人形」を手に取ってみる。 これが『オホーツクに消ゆ』に登場したあのニポポ人形だという感動以外に、実に不思議な人形だと、素朴に思った。 ニポポとは、アイヌ語の“ニィポポ”が語源で「小...
オホーツクに消ゆ〈三〉
前回からの続き。 北海道の道東、オホーツク海に面した網走と知床半島を私が訪れたのは、2007年の7月に近い頃だった。 きっかけを考えてみると、小学6年で夢中になった『オホーツクに消ゆ』の記憶が遠因であったが、あくまでそれは遠因であり、直...
オホーツクに消ゆ〈二〉
前回からの続き。 『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』を初めてプレイした小学6年生の頃を思い出す。ランドセルを背負いながら、遠いオホーツクの海に思いを馳せていたあの時――。 この物語は東京湾での事件を発端に、北海道の道東で次々と殺人事件...
オホーツクに消ゆ〈一〉
1984年にPC-6000シリーズとPC-8800シリーズでこのゲームソフトが発売された時、私はまだ小学6年生であった。 とある電機店で見かけた『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』というタイトルとそのパッケージのシリアスな格調に、まず惹か...
ミニコンに萌え萌え
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年12月7日付「ミニコンに萌え萌え」より)。 先月末、予約していた『大人の科学マガジン』(Vol.32)が届き、早速「電子ブロックmini」を組み立て。 組み立てと言...
フーガと鳥の歌の話
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年11月17日付「フーガと鳥の歌の話」より)。 “音響芸術科”の学生だった頃、優れた音響を聴きたいのなら、カザルスへ行きなさい、というようなことを講義で教えられ、ノート...