ミニコンに萌え萌え

※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年12月7日付「ミニコンに萌え萌え」より)。

 先月末、予約していた『大人の科学マガジン』(Vol.32)が届き、早速「電子ブロックmini」を組み立て。
 組み立てと言っても、大したことはなく、基盤を取り付け、ボリュームツマミを取り付ける程度なのですが、小さなネジをネジ穴に入れるだけでも一苦労。やはり子供の頃の器用な工作のようにはいかない、と実感。それでも完成してみると、これがまた立派な電子ブロックであり、まさしくEXシリーズのミニサイズといった感じで可愛らしい。あの時代が甦ってくるようです。
 ところで、本誌(Vol.32)に掲載されていた巻頭の「電子部品に萌える」の記事。私が気になったのは、ミニコンピュータ「HITAC-10」。日立製作所が1969年に売り出したミニコン。あの当時でこれだけ小型化されていたとは驚きで、IC基板によるHITACシリーズは他にもいくつかあって、日立の製品としてはトランジスタ時代からのコンピュータを数えると、かなりの数にのぼります。
 私が“萌え”たのは、「磁気コア」の拡大写真。後継機の磁気コアということになっていますが、その内部の様子は、決してカビではないが塵や蜘蛛の巣のようなものが張っていたりして、なんとなく薄気味悪く、見たいような見たくないようなものを見てしまったという感。1960年くらいまでは磁気ドラムを使っていたわけで、古びた磁気ドラム内部を見るよりは、磁気コアの方が幾分、怖いもの見たさの“萌え”度は軽い方なのかなと…。
【母校工業高校の電算室】
 急に懐かしくなって、母校の工業高校のアルバムを開いてみると、電算室の写真がありました。生徒のいる部屋の隣には、どこの製品か分からない汎用コンピュータが設置されています。三菱電機の「MELCOM 70」シリーズかという気がしますが、よく分かりません。そうだとするとかなり古いことになります。
 そうして何気なく、母校のホームページを検索したりして、画像を見ると懐かしい実習室がほとんど当時のままであったりして、ああ、よく卒業できたなあと冷や汗が出てきてしまうのです。
 話が脱線してしまいましたが、組み立てた「電子ブロックmini」での電子回路遊びは、ホームページに後日アップしたいと思います。

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