ビジネス

お知らせ

Threadsポスティング無期限休止の件

【道に迷って座り込んでしまった森のクマさんを背景に】  この度、わたくしこと青沼ペトロのThreadsは、アカウントをそのままに、ポスティングの「無期限休止」と致しましたことをご報告します。  全く、ふざけているのではない。 Threads...
ビジネス

人新世のパンツ論⑥―虎の尾を踏むパンツ

前回からの続き。 女性週刊誌『女性セブン』昭和50年7月2日号に掲載された企画記事「あなたの彼にいかがですか?」。 こうした率直な企画が――つまり、一般人が素性を明らかにしたうえで、少々可笑しみを加味してパンツ姿をさらす、なんていうのが、昭...
ビジネス

人新世のパンツ論⑤―あなたの彼にいかがですか?

昨年11月より不定期で開始したシリーズ「人新世のパンツ論」の第5回。このシリーズでは、男性下着のパンツとそれにまつわる言説を拾い集めていき、自己肯定感とおしゃれとの関係について紐解いていく。  《あなたの彼はどんな下着をはいていますか。白?...
スポーツ

大谷翔平にふれるひと

身も心も清廉潔白な人なんていやしない。 前稿の「『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』におけるジャバ様のこと」の中で、多少皮肉めいて悪辣かつ卑劣なジャバ・ザ・ハットに捕らわれたレイア姫のことを書いたが、なんといってもそのレイア姫を演じたキャリ...
映画

『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』におけるジャバ様のこと

【『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』より。捕らわれていたプリンセス・レイアがジャバ様を懲らしめる名シーン】  先月初旬、私のお気に入りブロガーであるひろひろさんが執筆した、note.comの「人は必ず変わるけど、変わらないものもあるから、...
映画

開高健『開口閉口』―やらされることの美学〈2〉

【映画『ジャッカルの日』で殺し屋ジャッカルを演じたエドワード・フォックス】  前回からの続き。 フランス語にデジャヴュ(déjà-vu)というのがある。まだ見たはずのないものが、さも過去に見たような感覚を呼び起こされることの意で、既視感とか...
文学

開高健『開口閉口』―やらされることの美学〈1〉

【清らかな自然に囲まれた山荘より】  ――こんな夢を見た。 人権擁護の活動家である私は、都会の喧騒を離れて、山荘にこもった。 夜な夜な、名前のよく知らない銘柄のスコッチを一杯飲む。すると、じんわりとした温かさが体を包み込んで、疲労感が一気に...
コンピューター

青い空の下で―Blueskyという新しい世界

【Adobe Fireflyで生成した青い空のイメージ画像】  私事のお知らせになりますが、約1年弱、我がSNSの先鋒として利用していたマストドンのアカウントを先日(2024年2月21日)削除いたしました。代わって、進捗著しいBluesky...
映画

1981年アメリカの映画館事情

映画に関する個人的な備忘録として、短めに雑文を残しておきたい。テーマは、1981年のアメリカ(とくにシアトル周辺)の映画館事情に関してである。 ハリウッド映画産業の浮き沈み  月刊誌『キネマ旬報』(キネマ旬報社)2023年9月号に、映画・音...
映画

人新世のパンツ論③―紫から白のブリーフ呪縛へ

零落の奥底から湧いてくる威厳といふものがあるやうに、真裸でゐるといふ事は、仕着を着て行くよりも、人間らしくあるといふのに、更に近いものである。 ラム著『エリア随筆』より引用 【困惑の時代から目覚めて「白のブリーフ」を着用し始めた2013年(...