ブログ的ブログというスパンコールの輝き
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日本語と日本語入力のことなど
先日の「ブログURL変更のお知らせ」の通り、サーバー移行により、新機軸の様を呈した形となっている当文芸ブログ[Utaro Notes]。その新投稿最初のテーマは、やはり、それに関わる「日本語」と「日本語入力」…
懐かしい「催眠術のカセットテープ」
【これが幻の「催眠術のカセットテープ」】 何もかもが捏造された流行に先導されていく現代の、そのグローバルな社会構造への警句として、カウンター・カルチャーのうねりが、かつてと比べてとても弱いと感じるのは、私だけだろうか。言うなれば、人が自律...
世界の縁側―WWWの茫々たる世界
【尾島由郎氏の連載コラム「世界の縁側」】 語りませう――。あの頃、ミッチェル・フルームとエンジニアのチャド・ブレイクが縁故深いスザンヌ・ヴェガの新作アルバム『欲望の9つの対象』(“Nine Objects Of Desire”)を手掛けた...
バシェの音響彫刻を聴く
【バシェの音響彫刻を動画で鑑賞】 1970年の大阪万博への憧憬は、尽きることがない。昨年私は、茨城県取手市の東京藝術大学ファクトリーラボが大阪万博の鉄鋼館におけるフランソワ・バシェ(François Baschet)製作の「音響彫刻」を修...
劇団鴻陵座『OH MY GOD!』を観たの巻
【劇団鴻陵座の旗揚げ公演『OH MY GOD!』】 ついこのあいだのこと、地元の古河公方公園を訪れた際に、中世の戦乱期における古河公方の歴史について文献を読んだ。調べていくと、江戸城を築いた太田道灌なんていう人が出てくる。あまりに複雑に人...
おはようパソコン通信
【懐かしい雑誌『UTAN』1995年11月号】 たまたま最近入手した、古い学研の科学雑誌『UTAN』の“パソコン通信”の特集記事を読んで、その言葉の甘美なる響きと共に、まだ20代であった淡い「90年代」を走馬灯のように――私は走馬灯という...
FMラジオ音楽悦楽主義
【専門学校時代のいソノてルヲ先生】 果敢に、とりとめのないラジオと音楽の話で文字を埋め尽くしてみたい。脈絡がないから、話がどこからどこへ飛ぶのかさえ分からないけれども――。 今年の4月、私が専門学校生だった頃に講師をしていたジャズ評論家...
『洋酒天国』とブラッディ・マリー
【『洋酒天国』第16号】 《良馬は決してつまづかず 良妻は決して不平をいわず 良酒は決して宿酔しない》 そんな不遜(?)なアイルランドの俚諺で始まる『洋酒天国』(洋酒天国社)第16号は、昭和32年8月発行。表紙は泉和助さん。いきなり揚げ足...
「ラ・カンパネラ」の原風景
【貴重なレコード集「名曲鑑賞レコード」】 私の音楽体験の原風景は、幼年時代に聴いたレコードの数々である。そのうち、百科事典『原色学習図解百科』(1968年学研)の第9巻[楽しい音楽と鑑賞]には、クラシック・レコード集「名曲鑑賞レコード」(...
いソノてルヲ先生―わが青春の日々
【千代田の学生文芸誌『どん』第14号】 ジャズ評論家・いソノてルヲ先生のことについて書く。 私の母校の千代田工科芸術専門学校、その芸術課程で発行していた学生文芸誌『どん』については昨年書いたことがある(当ブログ「千代田学園の学生文芸誌」...