人新世のパンツ論②―パンツは世界を掌握する
テレビ
『洋酒天国』とウイスキー考
【『洋酒天国』第33号】 私はウイスキーが好きである。この「ウイスキーが好き」ということに思慮を深めてみたい。 どうもそれは、『洋酒天国』を読み出してから始まったと言うしかなく、20代の頃はビールを嗜んだがそれも「好き」というほどではな...
ビッグ・フォアとロイ・ジェームス
【THE BIG FOUR『JAZZ AT THE TORYS』】 壽屋のPR誌『洋酒天国』第18号の表紙(当ブログ「『洋酒天国』とパリの裏通り」参照)を飾った往年のタレント、ロイ・ジェームス氏の名司会ぶりが聴けるCDが、ビッグ・フォアの...
『洋酒天国』とパリの裏通り
【『洋酒天国』第18号】 近頃私はさらに活気づいて“ヨーテン”すなわち『洋酒天国』を読み漁っている。 この本に出会えてありがたい。酒の嗜み方の手引きというだけではなく、壽屋のPR誌的な枠を超えた、あらゆる人文学へのパイプ役となっている。...
『洋酒天国』と牟田悌三さん
【『洋酒天国』第49号】 日本の戦後というものは、常に酔いっぱなし、酩酊小国だったのではないかと思うことがある。例え話でもなんでもなく、戦後とにかく《酒》を求めて彷徨い呑み続け、せいぜい悪酒=カストリに出合うのが関の山なのだが、まあまあそ...
『洋酒天国』とショート・ショート
【『洋酒天国』第39号】 小雨のぱらつく夜更け、酒を呑みながら小冊子『洋酒天国』(洋酒天国社)を読み耽る。今宵は、昭和34年9月発行の第39号を手に取った。 昭和34年にヒットした歌謡曲と言えば、ペギー葉山さんの「南国土佐を後にして」。...
『洋酒天国』とテレヴィジョン
【『洋酒天国』第35号】 『洋酒天国』(洋酒天国社)第35号(昭和34年4月発行)は、テレヴィジョン特集号である。表紙は、その当時の白黒テレビに野球中継の画。背景の球場(後楽園球場?)の広告には、大きな字の“トリスウイスキー”。言うまでも...
ヘチマコロンから思い出すこと
何がきっかけだったかはっきりとは憶えていない。ヘチマコロンを愛用し続けてかれこれ10年以上経つ。無農薬・有機肥料で栽培されたヘチマのヘチマ水。冬場の乾燥肌にも効果的で、安心して使い続けている。使っているのは60mLタイプの化粧水と乳液で、サ...
津軽三味線
私の小学生時代、午前で下校になる土曜日の昼食は、母親の作ったチャーハン、そして日曜の朝食は町の人気パン屋で買ってきたコロッケパンを食べる、というのが毎週の定番のようになっていた。 その土曜、チャーハンを食いながらNHKの邦楽中継などをBG...
村松友視と力道山
【これは本の装幀ではありません】 ふと、文庫本に目を通すと、2月19日の今日は、昭和29年蔵前国技館で力道山と柔道王・木村政彦が、対する〈王者組〉シャープ兄弟との世界選手権を行った日であることに気づいた。こんな寒い時期に“力道山プロレス”...
路上でハイ&ロー?
【テレビ画面がモチーフの「ハイ&ロー」ゲーム】 《2人~4人で遊びます。 テレビでおなじみの人生ゲーム ハイ&ロー サラリーマンの人生は苦難の道のり。同時にスタートをきっても、社長になるのは1人だけ。 はたまた平社員のままでも、お金をがっぽ...