Yellows MENのCD-ROMのこと〈二〉
いいだもも
『洋酒天国』―全号踏破とサイエンス・フィクション
【『洋酒天国』第61号】 前号に引き続き、今回は第61号。振り返れば、当ブログの2011年7月に初めて『洋酒天国』を紹介した(「開高健と『洋酒天国』」)のを思い出す。それより数年前から個人的にこの雑誌を蒐集していて、当時は25冊ほど手元に...
酒とギャンブルと『洋酒天国』
【『洋酒天国』第60号】 酒とギャンブルと…というのはタイトルとしてちとよろしくない。なにか卑俗的で真面目さに欠け、紳士的でないと受け取られる。酒に溺れギャンブルに溺れ、放蕩三昧の挙げ句、一家離散、空しい人生――常に人は想像を暗い方へ、極...
サドと女と『洋酒天国』
【『洋酒天国』第59号】 2ヵ月ぶりにご無沙汰いたしておりました、“ヨーテン”の登場です♡。この本の全号入手がめでたく叶い、およそ9年かけて、このシリーズを不定期で紹介してまいりましたが、紹介するのは残すところ、もうあと3冊(59号、60...
『洋酒天国』―ジャズと日劇〈1〉
【まったく入手するのに困難を極めた『洋酒天国』第58号】 この頃はスコッチのブレンデッドの「CLAYMORE」(クレイモア)をちびちび飲んでいたりするのだが、これがなかなか濃くて美味い。雑然とした日常の煩悩を一気に忘れさせてくれるような親...