カルメン

音楽

よみがえる『洋酒天国』―ニューヨークの酒場

【新しく入手した『洋酒天国』第2号。表紙は柳原良平】  『洋酒天国』の第1号から第61号まで全号踏破し、昨年の11月、感極まって「プレイバック―さらば洋酒天国、恋のソプリツァ」を書いた。既に私の手元には、蒐集したこれらの冊子群は一切無い。―...
文学

薩摩治郎八と藤田嗣治の『洋酒天国』

【『洋酒天国』第10号の表紙】  ご無沙汰いたしておりました。ヨーテンこと『洋酒天国』の話題です…。振り返ると前回は、今年の1月末の「八十頁世界一周の『洋酒天国』」。パリか、ニューヨークか――で閉じていた。あれから半年、せっせとなんとか不足...
音楽

グレース・バンブリーのカルメン

【グレース・バンブリーによる歌劇「カルメン」】  私のカルメン狂、カルメン愛――。  先日、東京・上野駅の不忍口を出てすぐのスペイン料理店Vinuls(アトレ上野1階)を訪れようとしたところ、あいにく手持ちの“時間”の余裕がなく、入ることが...
音楽

N響の歌劇「カルメン」

【N響歌劇「カルメン」のフライヤー】  N響の歌劇「カルメン」の第1幕と第2幕をテレビで鑑賞して1週間後、第3幕と第4幕が同番組(Eテレ「クラシック音楽館」)で放送された。第3幕と第4幕はてっきり番組の都合上割愛してしまったのかと思っていた...
音楽

歌劇「カルメン」とその女

【本の中の歌劇「カルメン」についての解説】  3月8日は“国際女性デー”だそうで、朝から各々のメディアでその文字を拾っている。バレンタインデーのようなキュートさを装ったごろつきの商売っ気ではなくして、真の意味において、フェミニンという既成の...
写真・カメラ

『洋酒天国』とカルメン

【『洋酒天国』第5号】  もう私は圧倒的にウイスキー党だ。サントリー派(私はこれを燦鳥派と書きたい)。アメリカ産の銘酒。そしてスコッチとアイリッシュ。アイリッシュのまろやかさには正直参る。  ところがどうして、ちょっと暑さを感じればビール、...