セクシュアリティ教育

性教育

性教育本の名著を伝える〈二〉―SEX & our BODY

子供達に「性」を教えるためには、最も安上がりで危険な、インターネット上の情報を安直に活用することは避けたい。学校との連携が不可欠だが、家庭では、性教育本でその知識をしっかりと補充する考え方に、私は同意する。 とは言え、多く出版されているどの...
性教育

性教育本の名著を伝える〈一〉―ぼく どこからきたの?

明治時代、婦人解放運動の先駆けとなった雑誌『青鞜』、その雑誌を手掛けた平塚らいてう女史の若き学生時代において、自らの性や男女の身体的交渉の知識が、ウニの生殖と春画によって不本意にもたらせたものであったことの事実は、返す返す驚くばかりである。...
性教育

平塚らいてうとウニの話

当ブログ昨年10月に書いた「孤独と神話【補遺】」では、私の個人的な経験として、小学校時代の“性教育”について触れている。 それを書いている時点ではまったく思いもかけなかったのが、我が国におけるジェンダー論あるいはフェミニズムの歴史についてで...
性教育

孤独と神話【補遺】

【性教育本『ふしぎ!男の子のからだとこころ』】 学校でのあくまで個人的な経験としての、性教育について端的に触れてみたい。 まず一つめの関心は、昨今、外国での“過激な性教育”という言葉が聞かれるが、80年代半ば、我々の世代(学校)ではどんな学...
性教育

孤独と神話

フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルが演奏する「ロンドンの小景」について書こうと思っていた。が、この稿ではそれを書かない。ただし、「ロンドンの小景」を聴くと、私は必ず、小学校時代のある友人を思い出す――。* 小学校で同級生だったその...