我がツイッター時代のツイートより―『岸辺のアルバム』編
ヌード写真集
伴田良輔『眼の楽園』―モーテルという享楽
【またもや登場。伴田良輔著『眼の楽園』】 人々の内に秘めた猥雑さを剥ぎ取ってしまったもの、それがパンデミックのコロナ禍(COVID-19)だ。コロナ禍が、あらゆる想念の《旅愁》すら消し去ってしまった。 それを取り戻すのに、およそどれだけの...
写真集『The Sydney Dream』のこと
たぶんこの写真集『The Sydney Dream』についてこうして語った日本人は、私だけかも知れない…。
伴田良輔の「震える盆栽」再考
【1986年刊の『NEW NUDE 3』】 作家でありセクシュアル・アートの評論家でもある、伴田良輔氏の様々な文筆作品に目を通す機会が多かった私は、その最初に出合ったショート・ショート作品「震える盆栽」の妖しげで奇怪なる感動が今でも忘れら...
眠る人―ニュートンの『Pola Woman』
【ヘルムート・ニュートンのポラ写真集『Pola Woman』】 ニュートンと言っても、アイザック・ニュートンのことではない。ベルリン出身の写真家ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)のことである。彼は1950年代後半以降、フ...
舞踏そしてアラーキーの「顔」論
【荒木経惟著『いい顔してる人』(PHP研究所)】 先週の当ブログ「写真集『nude of J.』」の中で、写真家スペンサー・チュニック(Spencer Tunick)の「老若男女の大集団全裸」パフォーマンスについて僅かに言葉をかすめている...