我がツイッター時代のツイートより―「断捨離」編
ピュービックヘア
Yellows MENのCD-ROMのこと〈一〉
【五味彬の写真集“Yellows MEN”のCD-ROM】 先月書いた「五味彬の『Yellows MEN Tokyo 1995』」の続き。90年代に日本で“ヘアヌード”写真集が解禁され、以後、出版業界から“ヘアヌード”写真集がわんさかと発...
伴田良輔の「震える盆栽」再考
【1986年刊の『NEW NUDE 3』】 作家でありセクシュアル・アートの評論家でもある、伴田良輔氏の様々な文筆作品に目を通す機会が多かった私は、その最初に出合ったショート・ショート作品「震える盆栽」の妖しげで奇怪なる感動が今でも忘れら...
五味彬の『Yellows MEN Tokyo 1995』
【当時は衝撃的だった“YELLOWS”の男性版】 写真家・五味彬氏の90年代の集大成であるヌード写真集=“YELLOWS”シリーズを何度か過去に取り上げてきた当ブログにおいて、その“YELLOWS”のなんたるかを断続的に振り返っていこうと...
樋口可南子と篠山紀信
【篠山紀信撮影、樋口可南子の写真集『water fruit』】 お櫃でかき混ぜたご飯を召し上がるその瞬間に、ふわりと漂うヒノキの香りが鼻孔の奥を通り過ぎて、不思議なくらいに《野趣》に富む贅沢な気持ちを味わった。女優・樋口可南子の写真集『w...
傘に隠された裸体―マーティン・ムンカッチ
先稿の「フェティシズムの流儀―『奇妙な本棚』」で紹介したハンガリー出身の写真家マーティン・ムンカッチについて、ここでは掘り下げてみることにする。話の中心はもちろん、彼の有名な作品「Nude with Parasol」(1935年)。伴田良輔...
石内都―Infinity∞
【写真集『石内都 Infinity∞ 身体のゆくえ』】 私がトノ・スタノの作品が観たく、『暗がりのあかり チェコ写真の現在展』が催された東京・銀座の資生堂ギャラリーへ訪れたのは、もう6年も前のこと。それは2010年8月であった(当ブログ「...
舞踏そしてアラーキーの「顔」論
【荒木経惟著『いい顔してる人』(PHP研究所)】 先週の当ブログ「写真集『nude of J.』」の中で、写真家スペンサー・チュニック(Spencer Tunick)の「老若男女の大集団全裸」パフォーマンスについて僅かに言葉をかすめている...
写真集『nude of J.』
【1991年の写真集『nude of J.』】 個人的にここ数年、“舞踏”(BUTOH)というジャンルに寄りかかり、その身体表現の世界をメディアを通じてあれこれ知るようになると、希に興味深いものを見ることがある。「演者の女性たちが屋外で全...
YELLOWS RESTARTのこと
【五味彬氏の写真集『YELLOWS RESTART 1999』】 当ブログを自ら眺めているうち、またあの“YELLOWS”が気になりだした。写真家・五味彬氏の写真集“YELLOWS”シリーズについては、これまで1年ごとに書いていることにな...
YELLOWS再考
【『YELLOWS 20 YEARS OLD』をめくる】 以前、写真家・五味彬氏の写真集“YELLOWS”シリーズについて、このブログで書いた(「YELLOWSという裸体」参照)。それらは90年代前半、まだ私が10代から20代になりかけた...