ルコルビュジエ

写真・カメラ

公園と上野大仏

【上野大仏の顔面レリーフ】 漱石の小説を読んでいて、“精養軒”という言葉にぶつかる。『三四郎』では、そこが一つの場面となっている。 《與次郎が勧めるので、三四郎はとうとう精養軒の会へ出た》(夏目漱石著『三四郎』(岩波書店)より引用)  例え...
文学

架構の空間

先日、何気なく手に取った『學鐙』(2012年春号・丸善出版)の中の、隈研吾著「不便な建築」を読んだ。“便利な機械”はあるが“便利な建築”というものはない、という書き出しで始まって、建築家ル・コルビュジエの“住宅は住むための機械である”という...