平塚らいてう

性教育

ベストセラー本『HOW TO SEX』への回帰

【奈良林祥著『HOW TO SEX 性についての方法』(KKベストセラーズ)】 お待ちかね、前稿の「家庭の医学―新赤本のこと」でも触れた、1971年初版の奈良林祥著『HOW TO SEX 性についての方法』(KKベストセラーズ)について――...
文学

『洋酒天国』とパリの饒舌

【『洋酒天国』第25号】 前回の第26号で高円寺のトリスバーについて触れたが、同様にして今号には、“トリスバー 港”のゴム印が押されてある。豊島区池袋の2-1、144番地と所在地も明確で、あの時代のトリスバーの痕跡記録としてここに明示してお...
性教育

性教育本の名著を伝える〈一〉―ぼく どこからきたの?

明治時代、婦人解放運動の先駆けとなった雑誌『青鞜』、その雑誌を手掛けた平塚らいてう女史の若き学生時代において、自らの性や男女の身体的交渉の知識が、ウニの生殖と春画によって不本意にもたらせたものであったことの事実は、返す返す驚くばかりである。...
性教育

平塚らいてうとウニの話

当ブログ昨年10月に書いた「孤独と神話【補遺】」では、私の個人的な経験として、小学校時代の“性教育”について触れている。 それを書いている時点ではまったく思いもかけなかったのが、我が国におけるジェンダー論あるいはフェミニズムの歴史についてで...