ヘルマン・ヘッセと中学国語教科書〈2〉
日清戦争
人新世のパンツ論⑰―特別編II・フンドシと森鷗外の『ヰタ・セクスアリス』
【わたくし、鷗外さんとはあまり縁が無いと思っていたが…】 「人新世のパンツ論⑭―最終回・愛しきフンドシは二度ベルを鳴らす」では、かつてフンドシが、「日本民族」の「精神的支柱」だった云々をテーマにした。そこでは、私自身が穿いた“フンドシ風”...
お茶とサブ・カルチャーのアーティクル〈三〉
いま私は中国茶の「武夷肉桂」(ぶいにっけい)を専門店から取り寄せて、そのふくよかなお茶のひとときを、束の間の休息を愉しもうとしている。岡倉天心と私淑するmas氏の話をすれば、おのずとそれはお茶の話になるという筋道が、昨年の前回の〈二〉まで。...
靖国の祈り
※以下は、拙著旧ホームページのテクスト再録([ウェブ茶房Utaro]2000年付「靖国の祈り」より)。 5月、快晴。午前10時すぎに市ヶ谷駅に着いた。 駅を出て、靖国通りを直進すると、靖国神社の南門がある。 交差点を渡り、派出所を過ぎて...