Yellows MENのCD-ROMのこと〈一〉
東日本大震災
羊たちの群れ
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年12月05日付「羊たちの群れ」より)。 【元気な羊たち】 伊香保旅行の際立ち寄った、伊香保グリーン牧場。散歩がてらに場内をゆるりと歩き、そこに羊や山羊など、福島から引...
写真の中の少年
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年10月5日付「写真の中の少年」より)。 ポロリと落ちてから今もゆっくり読み続けているジョイスの『若い藝術家の肖像』。講談社文庫のこの古本は、どうやら1979年頃の刊行...
理と思想について
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年9月22日付「理と思想について」より)。 昨日の午後――。楽曲「ママのそばで」のために鍵盤に向かうこと3時間。ある瞬間から、自分がどれだけ集中しているかも気づかぬほど...
『東京人』と震災
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年8月21日付「『東京人』と震災」より)。 雑誌『ぴあ』の休刊には〈うーん、まあそうだろうなあ〉と私は構えられたけれども、もしもこの雑誌が休刊、あるいは廃刊という話にな...
福島を思う
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年8月13日付「福島を思う」より)。 京都の五山送り火で使用されるはずだった、陸前高田市の松からセシウム検出、一転して使用中止に、というニュース。放射能の汚染と拡散問題...
原爆ドーム
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年8月7日付「原爆ドーム」より)。 【原爆ドーム(旧産業奨励館)】 昨日は、原爆投下から66年目を迎えた8.6ヒロシマ原爆の日。 奇しくも――というより自ずと必然的に...
櫻の園という時代〈一〉
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年7月14日付「櫻の園という時代〈1〉」より)。 「震災(東日本大震災)の影響」という言葉をここでは軽々しく使いたくないのだけれども、去年末から念頭にあった、春先にかけ...
「誰が為に」ということ
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年6月28日付「『誰が為に』ということ」より)。 再び、ブログのエッセイ「伽藍の夏」との連関。 ――臨時の若い女性の研修先生と仲良くなった私とその友人は、学校からさほ...
福島の原子力
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年6月21日付「福島の原子力」より)。 かつての時代、多くは16ミリフィルムというフォーマットで、文部科学省推薦の科学映画(ドキュメンタリー映画)をたびたび学校の教室で...
抜け落ちている責任
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年6月19日付「抜け落ちている責任」より)。 6月の梅雨の蒸し暑い、夜になると喉が渇いて水を飲み干したくなる日々。 学校という場での実体験(あるいは訓練)はないものの...