文学 三島由紀夫「言ひがかり的抱負」を読んで 【新潮社の文芸誌『新潮』2024年7月号】 埃を被ったボロボロの黒い函の四体が、書棚から外れた部屋の片隅に放置されてしまっている。永い月日が流れてこの状態にあった。 四体――それは紛れもなく、三島由紀夫の『豊饒の海』(全4巻)に相違なかっ... 2024.06.16 ビジネス写真・カメラ文学書籍
文学 三島文学と『花ざかりの森』 【新潮文庫『花ざかりの森・憂国』】 私にとって2017年を新しく迎えるということは、演劇『金閣寺』に出会うということとほぼ同義であった(演劇『金閣寺』公演については、当ブログ「演劇『金閣寺』追想」参照)。こうした刺戟的な演劇と文学への《邂... 2017.02.03 写真・カメラ文学旧ブログ書籍演劇音楽