すどうへいちょうと土屋さん―『電送人間』
PC-6001
『ウォー・ゲーム』とコンピューター侵入事件
【映画『ウォー・ゲーム』のパンフレットの表紙。二人の顔が画面に映った顔と違う】 かつて、パソコンマニアの高校生が、軍のホスト・コンピューターのネットワークをハッキングし、アメリカと旧ソ連の全面核戦争を引き起こしかねない事態に陥らせた――と...
昭和の「おむすび探偵団」のこと
【小学生時代に買った「おむすび探偵団」がひょっこり家の中から発見された】 古い歴史を持つマンカラ(mancala)のボードゲームについて見識を拡げようとしていた矢先――。 自宅の雑貨類を整頓している棚の奥から、ボードゲーム「おむすび探偵...
なにゆえに私はPC-6001の『T.I.Pビルディング』を愛したか
【PC-6001版『T.I.Pビルディング』。美しく咲く花の秘めたる謎とは?】 少年時代にプレイして遊んだ、ほとんど無名で人気もなく、些か恐くてシュールなゲーム・ソフトを愛し続け、その幻影を追い求めながら、ついに何十年ぶりかという歳月を経て...
世界の縁側―WWWの茫々たる世界
【尾島由郎氏の連載コラム「世界の縁側」】 語りませう――。あの頃、ミッチェル・フルームとエンジニアのチャド・ブレイクが縁故深いスザンヌ・ヴェガの新作アルバム『欲望の9つの対象』(“Nine Objects Of Desire”)を手掛けた...
小学館の学習雑誌の思い出と未来へのファンタジー
【小学館の学年別学習雑誌『小学二年生』1980年9月号】 団塊ジュニアの世代にとって、少年少女だった80年代前半は、様々な意味合いで特別な思いに駆られる時代であったと思われる。LSIゲームの普及、自前でプログラミングが可能なパーソナル・コ...
おはようパソコン通信
【懐かしい雑誌『UTAN』1995年11月号】 たまたま最近入手した、古い学研の科学雑誌『UTAN』の“パソコン通信”の特集記事を読んで、その言葉の甘美なる響きと共に、まだ20代であった淡い「90年代」を走馬灯のように――私は走馬灯という...
電算室での想い出―TK-80への考古学的哀愁
最近、PC-6001関連の本や資料を眺めていて、ふと古いコンピューターのことを二、三思い出したりした。 当ブログで以前書いた「ミニコンに萌え萌え」では、母校の工業高校の電算室で扱っていた、三菱電機の「MELCOM 70」らしきミニコンが懐...
PC-6001で思い出すこと
【思い出がありすぎるPC-6001(2008年撮影)】 年内のいずれかの日に、PC-6001を処分することを決意した。 PC-6001とは、NECの8ビット・パーソナル・コンピューターのことである。私が小学生の頃に使っていた1台と、20...
『ポートピア連続殺人事件』の時代
【1983年発売『ポートピア連続殺人事件』(エニックス)】 1983年、私が小学5年生の時、猛烈に夢中になったゲームがある。PC-6001版の『ポートピア連続殺人事件』(エニックス/作者・堀井雄二)である。このゲームの概要については、5年...
ミステリーハウスIIのこと
【マイクロキャビン『ミステリーハウスII』】 1980年代前半に一世を風靡した8ビット・パソコンNEC PC-6001の寡少なアドベンチャー・ゲーム群で、『ミステリーハウスII』というのがあった。ミステリーハウスそのものは非常に有名なゲー...