プロレス

スポーツ

村松友視と力道山

【これは本の装幀ではありません】  ふと、文庫本に目を通すと、2月19日の今日は、昭和29年蔵前国技館で力道山と柔道王・木村政彦が、対する〈王者組〉シャープ兄弟との世界選手権を行った日であることに気づいた。こんな寒い時期に“力道山プロレス”...
学校

肋木で鍛える体育史

【2013年6月27日付朝日新聞朝刊より】  目から鱗が落ちた。今日付の朝日新聞朝刊、教育欄「学校モノがたり」というコラムである(斉藤純江編)。 「号令で体操、時代遅れに」。  ――そうであった。私の卒業した小学校の体育館にも確かに、これが...
スポーツ

AERAと小橋建太

【週刊誌『AERA』の1ページを飾った小橋建太】  去る6月10日。書店に並んだ週刊誌『AERA』の表紙を飾ったのは、剥き出しの粗いピクセル画の本田圭佑選手で、《本田「世界一」への道》というワードがひっそりと明朝体で加えられていた。  もち...
旧ブログ

スピニング・トー・ホールド

プロレスラーが入場する際の音楽について、自身の思い入れと苦い経験を書いてみたくなった。  “プロレス”という特殊なジャンルすなわちプロフェッショナル・レスリング・ショーにおいて、その試合における重要な伏線となり、最も効果的に観客の目を惹くの...
ゲーム

ファミコンの思い出―プロレス

深田洋介編『ファミコンの思い出』(ナナロク社)を読んでみると、その熱い思い出を語るほとんどの方々が、1970年代生まれであるという事実に、言葉では言い尽くせない共時性の発見があって面白い。  ファミコンすなわち任天堂の8ビットテレビゲーム機...
音楽

ダブリンとU2

※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年11月8日付「ダブリンとU2」より)。  リットー・ミュージック社の月刊誌『SOUND&RECORDING MAGAZINE』の“1987年5月号”が私にとってバイブル...
旧ブログ

映画『力道山』

※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2010年3月2日付「映画『力道山』」より)。  CSで放送していた『力道山』を鑑賞。  監督はソン・ヘソン、主演はソル・ギョング、中谷美紀、萩原聖人、藤竜也、武藤敬司。(敬称略...
旧ブログ

マーク・ロコと聖者サント

※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2009年9月20日付「マーク・ロコと聖者サント」より)。 プロレス・アルバム『TIGER MASK Forever』  かなりブログの内容がプロレスに染まってきています。それも...
旧ブログ

プロレスって何だろう

※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2009年8月26日付「プロレスって何だろう」より)。  『ケーフェイ』(佐山聡著、NAYUTA BOOKS刊)を読み終えました。  端的に言えば、これを告白した25年前の佐山聡...
旧ブログ

燃えろ!吠えろ!ブルー・アイド・ソウル

※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2009年8月22日付「燃えろ!吠えろ!ブルー・アイド・ソウル」より)。 「ブルー・アイド・ソウル」のEP盤  8月8日のブログで書きましたが、ビル・ロビンソンの入場曲「ブルー・...