人新世のパンツ論④―白のブリーフ呪縛
切手
ピーティーファンさん
【新潮文庫版『開口閉口』】 8年前、とある雑誌の特集がきっかけで、それまであまりよく知らなかった開高健氏の人柄と文学に興味を抱き、『ロマネ・コンティ・一九三五年』(文春文庫)を読んだ。短篇にして圧倒された。それから同じ頃、彼のエッセイ集『...
証明という感触
企てが始まる。 [Dodidn*]は企ての始まりだ、ということを漠然と意識する。自分がこれから何を仕出すのか、好奇心と期待に満ちた高揚感を覚える。 「学校法人 千代田学園 千代田工科芸術専門学校 音響芸術科 卒業証明書申請発行に関するメモ」...
「誰が為に」ということ
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年6月28日付「『誰が為に』ということ」より)。 再び、ブログのエッセイ「伽藍の夏」との連関。 ――臨時の若い女性の研修先生と仲良くなった私とその友人は、学校からさほ...
写真の中の学習机
※以下は、拙著旧ホームページのテクスト再録([ウェブ茶房Utaro]2010年12月7日付「写真の中の学習机」より)。 家族の長い歴史を断片的に綴ったフォト・アルバム(ほぼ99%父が写した)は、私が幼少の頃からきちんとネガと共に整理されて...
「月刊少年チャンピオン」のホビー通販
※以下は、拙著旧ホームページのテクスト再録([ウェブ茶房Utaro]2010年11月25日付「『月刊少年チャンピオン』のホビー通販」より)。 小学生の頃、愛読していた少年コミック雑誌というと「月刊少年チャンピオン」「週刊少年サンデー」「週...
高瀬川
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2010年4月14日付「高瀬川」より)。 【南禅寺の桜1】 先月末の、京都の話。 駅のインフォメーションブースでなにげに、京都国立博物館「長谷川等伯」のチラシを手に取...