赤いパンツの話〈二〉
司馬遼太郎
ピーティーファンさん
【新潮文庫版『開口閉口』】 8年前、とある雑誌の特集がきっかけで、それまであまりよく知らなかった開高健氏の人柄と文学に興味を抱き、『ロマネ・コンティ・一九三五年』(文春文庫)を読んだ。短篇にして圧倒された。それから同じ頃、彼のエッセイ集『...
ラムの酩酊とロウソクの火
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年12月31日付「ラムの酩酊とロウソクの火」より)。 【大晦日、ロウソクに火を灯す】 大晦日とは言え、あと数時間で年を越してしまう今、今年を振り返っても仕方がないので、...
愛蘭土紀行
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年12月26日付「愛蘭土紀行」より)。 ジョイスの『若い藝術家の肖像』あるいは『ユリシーズ』繋がりで先々月あたりから本を開き始めた、司馬遼太郎著[街道をゆく]シリー...
道具と機械の本
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年10月9日付「道具と機械の本」より)。 今日は短めに。 未だ、読み終えることができないでいる『若い藝術家の肖像』。前回、〈アイルランドの歴史に疎い私〉と書いたものの...
philosophy notes
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2010年2月19日付「philosophy notes」より)。 岩波書店発行の『図書』2月号、熊野純彦氏のエッセイ「西田の影のもとで――詩人哲学者の系譜について」を興味深く...
文学熟読論
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2009年11月11日付「文学熟読論」より)。 昨日、組み立て用のキットから本棚を2つ拵え、ようやく新しい書棚が誕生しました。組み立てるのに3時間、差し入れる本を整理するのに3...