ブログ的ブログというスパンコールの輝き
国語教科書
我がツイッター時代のツイートより―「断捨離」編
旧ツイッター時代のアーカイブの中から「断捨離」を抽出しました。
唐木順三の「時代相と青年の夢」
【筑摩書房『唐木順三全集』第十二巻】 一つのつまらぬ行動から文学的体臭を嗅ぎ取るに至る偶然に出くわす。 あるスマホのアプリで、カメラで写した文書を画像に起こし、自動的にテクスト化してPDFにするという事務系のたいへん便利なものを試してみ...
サネアツの『友情』
【武者小路実篤『友情・愛と死』角川文庫】 先月末、朝日新聞の記事を読んで武者小路実篤の『友情』をふと思い出した。あまりに長らく忘れ去っていた小説を思い出した、という感がある。武者小路実篤『友情』――。その新聞記事は、「文豪の朗読」を聴くと...
リルケの駆け落ち話
【またもや登場の高校国語教科書『新現代文』】 馴染みの薄い作家を読むと、ゾクゾクとするものを感じる。 この場合の馴染みが薄いとは、存在を知っていながらもわざと遠慮して、理解を恐れ読まずにいた、という意である。 以前ここで書いたことのあ...
漱石と読書感想文
一纏めに、私が学生時代(小学校から専門学校まで)に書いた、学校提出作文としての読書感想文について記憶をたどってみた。 小学校での、夏休みの宿題として提出を要求される読書感想文にはそれなりに風情があった。――夏休みの期間中、学校指定の本(文...
三春駒のこと
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年8月9日付「三春駒のこと」より)。※2018年12月13日に加筆修正しました。 【中村郷土民芸所作「三春駒と赤ベコ」】 《三春駒: 福島県田村郡三春町が販売されている...
伊藤整の「青春について」
※以下は、拙著旧ホームページのテクスト再録([ウェブ茶房Utaro]2010年11月18日付「伊藤整の『青春について』」より)。 高校3年の国語の授業において、個人的に想起するものは、唐木順三の「疎外されることば」であり、柳田国男の「清光...
教科書のこと
※以下は、拙著旧ホームページのテクスト再録([ウェブ茶房Utaro]2010年11月11日付「教科書のこと」より)。※2018年12月13日に加筆修正しました。 筑摩書房の『高等学校用 国語Ⅱ二訂版』という高校3年時の国語教科書が今で...