我がツイッター時代のツイートより―「朝井リョウ」編
大江健三郎
ウォーアイニーと中国茶
【私が愛用している中国茶器】 唐突ではあるが、長らく遠ざかっていた中国茶(Chinese Tea)に関する話をしてみたい。 私淑するmas氏が2000年から約1年にわたってウェブ展開していた、幻のサイト[中国茶のオルタナティブ](サブタ...
大江健三郎「晩年の読書のために」
【大江健三郎著『「伝える言葉」プラス』(朝日新聞社)】 作家・大江健三郎氏が3月3日に亡くなった――。14日付の朝日新聞朝刊では、「大江文学 戦後精神と歩む」という見出しで、大江氏の来歴や評伝などが掲載された(筆者・吉村千彰)。「民主主義...
茶目っ気たっぷり午後の紅茶の安息日
【「イングリッシュ・ブレックファスト」のなんとも言えない美しい紅色】 休日に温かいアフタヌーン・ティーが飲みたくなって、買っておいたアーマッドティーの「イングリッシュ・ブレックファスト」(AHMAD TEA English Breakfa...
硬派な短篇小説と『洋酒天国』
【壽屋PR誌『洋酒天国』第55号】 このところ好んで開高健氏のルポルタージュやらエッセイに読み耽っている。大阪時代の話が、めっぽうギトギトしている感じがして、読んでいるこちらも思わず汗を掻く。そのせいか、大人向けの渇いた感じの読み物の、ヨ...
お茶とサブ・カルチャーのアーティクル〈二〉
【エロティックな中国茶?「平水珠茶」】 前回は、ウェブ周りで私が私淑するmas氏の“消えたサイト”「中国茶のオルタナティブ」について書いた。「湯相」又は「湯候」といった湯の温度を音で感覚的にとらえる、などの話であった。 今回は岡倉天心の...
40年後という未来
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年12月22日付「40年後という未来」より)。 《furnace; a space surround on all sides by walls and a roof f...
記憶と場所
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年11月23日付「記憶と場所」より)。 まず、「垂乳」のこと。遂に確固たる答えが見つかりました。 昨年の11月12日付のブログ「岸田劉生の『道路と土手と塀』」で紹介し...
フーガと鳥の歌の話
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年11月17日付「フーガと鳥の歌の話」より)。 “音響芸術科”の学生だった頃、優れた音響を聴きたいのなら、カザルスへ行きなさい、というようなことを講義で教えられ、ノート...
理と思想について
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年9月22日付「理と思想について」より)。 昨日の午後――。楽曲「ママのそばで」のために鍵盤に向かうこと3時間。ある瞬間から、自分がどれだけ集中しているかも気づかぬほど...
抜け落ちている責任
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年6月19日付「抜け落ちている責任」より)。 6月の梅雨の蒸し暑い、夜になると喉が渇いて水を飲み干したくなる日々。 学校という場での実体験(あるいは訓練)はないものの...