小学館入門百科シリーズ

科学

地球空洞説はほんとうか?

【私の少年時代の愛読書『世界ミステリーゾーン』(小学館入門百科シリーズ34)】  子どもの頃にストーンヘンジ(Stonehenge)の魅力に取り憑かれていた話は、今年の初めに紹介した(「ストーンヘンジに魅了されていた頃」)。今回はさらに弩級...
科学

人新世とウイスキーと『化石入門』

【人類の偉大なるレガシーは酒を造ること。私が好きなのはバルヴェニー】  メジャーリーグの大谷翔平についてはよく知っている。でも長嶋茂雄や王貞治は名前だけしか知らない…。野球ファンであろうと、Z世代ではありがちなことである。いや、若い世代にか...
科学

ストーンヘンジに人々は集まった

【ストーンヘンジでは秋分の日に人々が集まってお祝い事をするんだって?】  子どもの頃、英国ソールズベリーのストーンヘンジ(Stonehenge)が好きだった。そのことを先月、「ストーンヘンジに魅了されていた頃」で書き綴った。 その稿では、ス...
科学

ストーンヘンジに魅了されていた頃

【小学館入門百科シリーズ34/和巻耿介著『世界ミステリーゾーン』】  私がちまちまと配信しているウェブ小説サイト[架空の演劇の物語]の「第11章」には、「オレ」が夢を見た云々が記されている。その文面に《巨大で分厚い石像》とあるが、本文下のイ...
演劇

天才浪曲師・桃中軒雲右衛門

【貴重な雲右衛門の写真がその本に掲載されていた】  前稿「地縛霊 恐怖の心霊写真集」で触れた『地縛霊 恐怖の心霊写真集』の著者である心霊研究家・中岡俊哉氏――。私は中岡氏を以前から、敬愛の念を込めて、“先生”と勝手に称している。  中岡先生...
写真・カメラ

国連切手―世界保健デーと世界人権宣言

【2018年発行の国連切手「世界保健デー」6種】 切手に関する話である。私が小学4年生の時のクラブ活動で“切手クラブ”に所属していたことは、当ブログ「美しき色彩―沖縄切手」と「見返り美人のこと」で既に書いた。生前の父が若い頃に蒐集していた切...
科学

ネッシーと蘇格蘭とクレイモアの酒〈2〉

【スコットランドのスペイサイド蒸留所で造られたシングル・モルト「クラガンモア」】  前回からの続き――。クレイモア(CLAYMORE)のスコッチ・ウイスキーの美味さに引き摺られ、冒険心が駆り立てられて、その味の基調となるキーモルト、すなわち...
科学

恐怖を煽った『エスパー入門』

最近制作した実験曲「Sammy and Ella」の解説を書くため、中岡俊哉著『ふしぎ人間 エスパー入門』を文献とした。「Sammy and Ella」の曲想はウィジャボードによる“自動書記”(オートマティック・ライティング)がモチーフとな...
スポーツ

チェリャビンスクの町を襲った隕石

怖いイラストに怯えながら読んだ『宇宙と星のふしぎ』  昭和50年代、小学生の頃に通い詰めた書店の児童書のコーナーには、あるいくつかのシリーズ本で埋め尽くされていた。学研の図鑑シリーズや小学館の学習百科図鑑シリーズ。他にも小学館コロタン文庫シ...
科学

化石の少年

【ジュラ紀のアンモナイトの化石】  いつだったか急に懐かしくなって、徳島化石研究会会長の鎌田誠一さんがオークションで出品していた、アンモナイトの化石を買って、部屋の飾りものにしていたことがあった。化石がしまわれていた小さな箱には、 《ジュラ...