人新世のパンツ論⑦―ラグジュアリーなランジェリー
アイリッシュウイスキー
我がツイッター時代のツイートより―『刑事コロンボ』編
私の旧ツイッター時代のアーカイブの中から「刑事コロンボ」関連のツイートを抽出しました。
アイリッシュ・ウイスキーとジョイスの話
【世界最古の蒸留所が誇るアイリッシュ・ウイスキー「キルベガン」】 朝日新聞が毎月第1日曜日に発行する特別紙面[朝日新聞グローブ](GLOBE)のNo.245は、興味深いウイスキー特集だった。その紙面のトップページにあった写真に、思わず私は眼...
アイラ島憧憬―スコッチの源流
【アイラのシングル・モルト・ウイスキー「ボウモア」12年もの】 旅そのものが敬遠され、その土地の文化の探訪や散策の醍醐味が失われる過渡期に今、差し掛かっているのかも知れない。危機的な状況ではある。いわゆるコロナ禍(COVID-19のパンデ...
ネッシーと蘇格蘭とクレイモアの酒〈1〉
【私のお気に入りのスコッチ・ウイスキー「クレイモア」】 湿った原野の如く懐かしい匂いを放つ、濃密な二つのアイテム――ある音楽と酒――に、私はいま翻弄され、愛しさの歓喜に満たされている。ロスで活動しているビートメイカー、ライオンミルクのアル...
ウイスキーとアイリッシュと村上春樹
【アイリッシュのタラモア・デューと向き合い束の間の休息】 私がウイスキーの酒を好んでいるのを、このブログで何度も書き綴ってきている。枚挙に暇がないくらい。そうして過去に記録してきた箇所を拾い読みし、掻い摘まむと、なんと8年前まではまだ、ア...
『洋酒天国』と世界の酒盛り
【『洋酒天国』第6号】 最近、“モフモフ”という擬態語=オノマトペが流行っているようだ。某テレビ番組のタイトルにも使われたりしていた。一昔前ならフカフカと言ったもの、あるいはモコモコと言ったものをもっと可愛らしく表現したのが、“モフモフ”...
酒と女と『洋酒天国』
【壽屋PR誌『洋酒天国』第4号】 今年に入って時折、シェリー酒なんていうのを飲んだけれど、その他はほぼ確実に、毎夜、ウイスキー一辺倒である。スコッチとアイリッシュである。スコッチは、シングルモルトのグレンリヴェットが美味かったし、いま飲み...
八十頁世界一周の『洋酒天国』
【『洋酒天国』第52号】 壽屋(現サントリー)PR誌『洋酒天国』(洋酒天国社)第52号は昭和36年10月発行。前号の第51号は古今東西の“酒を飲むシーン”に言及した名画特集だったのに対し、今号第52号はなんと、“酒飲み”世界一周旅行。編集...
香り高き映画『バリー・リンドン』
【キューブリックの映画『バリー・リンドン』】 貴方は明日絶命します。もし最後に観たい映画があるとしたら、今夜何を観ますか? こんなことを訊かれて、真面目に答えるとするならば、私は『バリー・リンドン』と即答するだろう。スタンリー・キューブ...
柳瀬尚紀のユリシーズ
【柳瀬尚紀訳ジョイス著『ユリシーズ 1-12』】 今年の2月、新聞の文化面の書評記事で作家の円城塔氏がこんな書き出しをしていて思わず目に留まった。 《まだまだ小さかった頃、同じ本に複数の翻訳版があることに戸惑いを覚えた記憶がある。言葉を正...