パサージュ論

映画

パリと若者の夢―ベルトルッチの『ドリーマーズ』

【ベルトルッチ監督の映画『ドリーマーズ』】  一つの映画を語る時、溢れんばかりに「映像」と「言語」と「音」の記憶が明滅し、際限がなく収まりがつかない、ということがしばしばある。思考から思索へ、思索はさらに別の思索へと裾野を広げ、その「映像」...