ヘルマンヘッセ

文学

ヘルマン・ヘッセと中学国語教科書〈2〉

【ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」】 前回からの続き。私はいったいいつ大人になったか――。  その光村図書の中学国語教科書は全7章あって、第7章の標題は「少年の日々」となっている。第7章で取り上げられている課題作品は、井上靖の「赤い実」...
文学

ヘルマン・ヘッセと中学国語教科書〈1〉

【中学国語教科書(光村図書)】 私はいったいいつ、大人になったのだろうか。少年としての子供が、大人として振る舞う少年となり、そして大人としての大人に成長していく過程のそれぞれの兆しは、いったいいつ、どのようにして顕れたのであろうか。  そん...
書籍

『洋酒天国』と画家の話

作家の司馬遼太郎さんがアイルランドの紀行で、珍しく自身の酒にまつわる言葉を残している。《私はとくに酒がすきというわけではない。ただ旅先では、一日がおわると、一日の経験を酒に溶かしこんで飲んでおかねば、後日、わすれるような気がしてならない》(...