舞踏そしてアラーキーの「顔」論
ベルリン
眠る人―ニュートンの『Pola Woman』
【ヘルムート・ニュートンのポラ写真集『Pola Woman』】 ニュートンと言っても、アイザック・ニュートンのことではない。ベルリン出身の写真家ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)のことである。彼は1950年代後半以降、フ...
傘に隠された裸体―マーティン・ムンカッチ
先稿の「フェティシズムの流儀―『奇妙な本棚』」で紹介したハンガリー出身の写真家マーティン・ムンカッチについて、ここでは掘り下げてみることにする。話の中心はもちろん、彼の有名な作品「Nude with Parasol」(1935年)。伴田良輔...
サシャ・ヴァルツのnoBody
【サシャ・ヴァルツの公演DVD『noBody』】 ベルリンの女性アーティスト、サシャ・ヴァルツ(Sasha Waltz)とそのグループのダンス公演。サシャ・ヴァルツの三部作に括られる『noBody』(2002年)をDVDで鑑賞した。公演会...
サシャ・ヴァルツのS
【サシャ・ヴァルツの公演作品DVD『S』】 当ブログ「サシャ・ヴァルツの舞踏的世界へ」の続き。ベルリンの女性アーティスト、サシャ・ヴァルツ(Sasha Waltz)とそのグループにおけるインスタレーション及びダンス公演について。 今回は...
サシャ・ヴァルツの舞踏的世界へ
【サシャ・ヴァルツの『Körper』】 私の《演劇》への嗜好の意識は、若い頃の熱意からは考えられぬほど乖離していき、今となっては《演劇》でありながら《演劇》でないもの――に傾注模索しつつある。 《舞踏》である。私は意識の中で《演劇》を粉...