映画『犬神家の一族』の美と愛
マイケルジャクソン
ヘミングウェイを買いに東京に行く
【東京・JR上野駅公園口の風景】 関東のとある片田舎に住んでいて、昨今では駅周辺の界隈が荒んできて、ぽつぽつと馴染のショップがシャッターをおろしてしまっている。新しいショップがオープンすることもない。全体として、見るも無惨なくらいに、活気...
早熟だったブルージン・ピエロ
【稲垣潤一の「ブルージン・ピエロ」シングル・レコード】 35年前の、私の中学生時代の回想――演劇部の部長に仄かな恋心を抱き、さだまさしの「軽井沢ホテル」を聴きながら、夢うつつの日々を送っていた――ことは以前書いた(「さだまさしの『軽井沢ホ...
We Are The World―伝説のレコーディング
【「We Are The World」エディション】 私がレコーディングというものに真剣に興味を持ったのは、中学生の時だ。その頃、USA for Africaのチャリティー・ソング「We Are The World」のビデオを観た。今思え...
オトギのくにのオト―レヴォン・ヴィンセントの音楽的表現
❖「《地平》のサウンド」とはいったい何か? レヴォン・ヴィンセント(Levon Vincent)の音楽的表現は、誰しもが賛同できるハウス・ミュージックのcentrist(中道穏健派)に属しているかどうかはさておき、好みが分かれるところだが...
PIPES OF PEACE
当ブログ「再び『愛蘭土紀行』」でも触れた、ポール・マッカートニーの「Pipes Of Peace」という曲について。 その前にもう一度、ケルト的な気分を味わうため、アイルランド民謡の「The Last Rose of Summer」を聴い...
『渡良瀬』とわたし
拙劣な文章で何度も捨てようかと思ったことのある自分の高校時代の「日記」を、読み返してみた。天皇重体のニュースが連日続いた昭和63年から2年。その一冊の記録は高校3年時の日々の学校生活を、男子高校生らしくぶっきらぼうに綴っていた。 平成2年...
斎藤宏嗣先生の講義
【私の[千代田ノート]】 かつてクインシー・ジョーンズがプロデュースしたマイケル・ジャクソンの旧譜アルバムが、昨今の最新リマスター盤となって、そのサウンドもブラッシュアップされているのを聴いたりすると、こうしたサウンドの傾向はマイケル自身...