文学 大岡信の「言葉の力」 【光村図書の中学国語教科書】 先日私が観た映画『早春物語』(監督は澤井信一郎)の“春の風景”が美しかった。思い起こせばそれは、学生だった頃に体験した、新学年に移行する時期の頼りない不安だったり、友と別れたばかりのさみしい心持ちの写し絵であっ... 2024.12.02 コンピューター写真・カメラ学校文学映画書籍美術
音楽 ポエティックな喫茶の話 【『Sound & Recording Magazine』2023年6月号「Berlin Calling」】 ベルリンで日本由来のリスニング・バーが流行っているらしい――。 そんなトピックは、日本の昭和世代の“喫茶愛好家”にとって、いかにセ... 2023.05.09 コンピューター写真・カメラ文学旧ブログ映画書籍演劇音楽飲み物
写真・カメラ 五味彬の『YELLOWS Americans 1.0』 【五味彬『YELLOWS Americans 1.0』】 90年代に一世風靡したヌード写真集の伝説的至宝、写真家・五味彬氏の“YELLOWS”シリーズについて永らく追い続け、前回は中国人女性版『YELLOWS 3.0 China』を取り上げ... 2022.12.06 写真・カメラ性教育文学旧ブログ書籍科学美術
文学 伴田良輔の「臨月のジグソー」 【サブカルを迂回していては生きていけません。伴田良輔著『眼の楽園』】 円安が止まらない? 政府・日銀が24年ぶりにドルを売って円を買う為替介入に踏み切った?――。 はい、それがどうかしましたか?――。 そんなふうにきょとんとして、こうした荒... 2022.09.29 写真・カメラ文学旧ブログ書籍美術音楽
映画 鈴木清順の『ツィゴイネルワイゼン』 【映画の記念盤EP『ツィゴイネルワイゼン』サウンドトラック】 今年、私は故あって鈴木清順監督の映画――『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』『夢二』――を追いかけている。いわゆる“(大正)浪漫三部作”である。 一投目の『夢二』(1991年)につ... 2022.08.30 写真・カメラ千代田学園文学旧ブログ映画書籍美術音楽食べ物
文学 シノゴの伴田良輔―ふくよかな「休暇論」 【伴田良輔著『愛の千里眼』のエッセイ「休暇論」】 アーネスト・ヘミングウェイの『移動祝祭日』(“A Moveable Feast”)の本を開くと、こんな文章がある。《もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこで... 2022.04.04 スポーツ写真・カメラ性教育文学旧ブログ映画書籍科学美術
写真・カメラ 伴田良輔『眼の楽園』―社交と礼儀 【伴田良輔著『眼の楽園』(河出書房新社)】 伴田良輔氏のフェティッシュなセクシュアル・フォトグラフィー&エッセイ集『愛の千里眼』(河出書房新社)を初めて読んだ、20歳そこそこの学生の身だったあの頃が、ひどく懐かしい。東京・上野の母校に程近い... 2022.03.07 写真・カメラ性教育文学旧ブログ書籍科学美術
美術 伊丹十三の『ヨーロッパ退屈日記』とアバクロイズム 【昨今ではたいへん偽物が出回っているが、このアバクロのカタログは本物です】 伊丹十三氏の『ヨーロッパ退屈日記』(新潮文庫)との縁はまだ日が浅い。本来ならば、開高健氏の書物と同様、旅のお供に持参して、新幹線で京都へ向かう窓際にて読めば、いかに... 2021.12.14 写真・カメラ文学旧ブログ書籍美術
文学 伊丹十三の『ヨーロッパ退屈日記』事始め 【伊丹十三著『ヨーロッパ退屈日記』新潮文庫版】 当ブログ2016年11月付の「『洋酒天国』と活動屋放談」で初めて、伊丹十三氏の『ヨーロッパ退屈日記』について触れている。といっても、ほとんど素通りであった。しかし、この本を革製のバッグに忍ばせ... 2021.05.07 写真・カメラ文学旧ブログ映画書籍美術飲み物
写真・カメラ 細江英公の『シモン・ある私風景』〈2〉 【細江英公『シモン・ある私風景』より荒川放水路・四ツ木橋付近にて四谷シモン】 前回からの続き。細江英公の代表的な作品といえば、1961年の『おとこと女』、63年の三島由紀夫の身体による『薔薇刑』、69年の土方巽がモデルの『鎌鼬』、84年の『... 2021.02.28 写真・カメラ学校文学旧ブログ書籍演劇美術