文学 伴田良輔「クチナシの花」考 【伴田良輔著『愛の千里眼』よりエッセイ「クチナシの花」】 一瞬なる偏狂が、持続可能な酔狂となりうることを、私淑する作家・伴田良輔氏の非凡なるエッセイから読み解いた――いや学び取ったのは、もう既に30年も前のことになる。 非凡なるエッセイとは... 2022.07.28 写真・カメラ性教育文学旧ブログ書籍科学美術
文学 伴田良輔『眼の楽園』―インコと女の子 【伴田良輔『眼の楽園』より、ある女の子の貼紙をデジタル画像化】 いつか死ぬまでに、本気で会いたいと思っている大師匠の文芸作家・伴田良輔氏の名著の数々を綴っている私の趣味周辺においては、世の中のデカダンスも喜劇に過ぎず、キザなアフォリズムの一... 2022.05.04 写真・カメラ文学旧ブログ書籍科学美術
文学 シノゴの伴田良輔―ふくよかな「休暇論」 【伴田良輔著『愛の千里眼』のエッセイ「休暇論」】 アーネスト・ヘミングウェイの『移動祝祭日』(“A Moveable Feast”)の本を開くと、こんな文章がある。《もし幸運にも、若者の頃、パリで暮らすことができたなら、その後の人生をどこで... 2022.04.04 スポーツ写真・カメラ性教育文学旧ブログ映画書籍科学美術
写真・カメラ 伴田良輔『眼の楽園』―社交と礼儀 【伴田良輔著『眼の楽園』(河出書房新社)】 伴田良輔氏のフェティッシュなセクシュアル・フォトグラフィー&エッセイ集『愛の千里眼』(河出書房新社)を初めて読んだ、20歳そこそこの学生の身だったあの頃が、ひどく懐かしい。東京・上野の母校に程近い... 2022.03.07 写真・カメラ性教育文学旧ブログ書籍科学美術
写真・カメラ ローリー・シモンズの水中バレエ 【水中に浮遊する人形。ローリー・シモンズの『ウォーター・バレエ』より】 “フェティシズムの化身”たる文筆家・伴田良輔氏の名著『奇妙な本棚』(芸文社/1993年初版)は、私の密やかな愛読書である。この本の中で、写真家ローリー・シモンズ(Lau... 2021.12.09 スポーツ写真・カメラ性教育文学旧ブログ書籍美術
文学 伴田良輔の「震える盆栽」再考 【1986年刊の『NEW NUDE 3』】 作家でありセクシュアル・アートの評論家でもある、伴田良輔氏の様々な文筆作品に目を通す機会が多かった私は、その最初に出合ったショート・ショート作品「震える盆栽」の妖しげで奇怪なる感動が今でも忘れられ... 2019.07.03 写真・カメラ千代田学園学校文学旧ブログ書籍美術
写真・カメラ 樋口可南子と篠山紀信 【篠山紀信撮影、樋口可南子の写真集『water fruit』】 お櫃でかき混ぜたご飯を召し上がるその瞬間に、ふわりと漂うヒノキの香りが鼻孔の奥を通り過ぎて、不思議なくらいに《野趣》に富む贅沢な気持ちを味わった。女優・樋口可南子の写真集『wa... 2019.05.14 写真・カメラ性教育文学旧ブログ映画書籍美術
文学 寺山修司―三分三十秒の賭博とアスファルト・ジャングル 【寺山修司の『書を捨てよ、町へ出よう』角川文庫】 今年に入って、寺山修司の文筆と映像の世界にどっぷりと浸かり始めた。この世界の、至る所から漂う臭気とは、いったい何か――。それは決して花の香りでも、柑橘系の香りでも、ない。乾いた土に雨が降り始... 2019.03.19 スポーツテレビ写真・カメラ千代田学園文学旧ブログ映画書籍音楽食べ物
ミュージアム 私はデュシャンの「泉」を観た 【東博の平成館に向かう通路にて】 先月23日――。JR上野駅の公園口を出ると、空はまったくの濃灰色に染まっていた。まもなくぽつぽつと雨が降り始め、私は足早に公園内を通り抜けた。そそくさとライカのカメラをバッグにしまい込みながら――。 向かう... 2018.11.21 ミュージアム写真・カメラ学校文学旧ブログ書籍美術飲み物
美術 豊かな快楽とアートの深淵―マドンナの『SEX』 【これが正真正銘、マドンナの『SEX』】 前回に引き続き、1992年に出版されたマドンナ(Madonna)のフォトブック『SEX』についての回想及び論考。このフォトブックの外観については、先の伴田良輔氏のエッセイ「スクラッチ感覚」の中のキャ... 2018.09.19 ビジネス写真・カメラ性教育文学旧ブログ書籍美術音楽