人新世のパンツ論①―プロローグ
奏楽堂
上野散歩―開くまで待とう奏楽堂
【工事中の旧東京音楽学校奏楽堂】 2月末。ずっと寒い日が続いていた折の、比較的穏やかな日和の正午。東京・台東区の上野公園を散策。ここは私にとって、学生時代から親しんできた公園である。 確か前回、この公園を訪れたのは、昨年の晩夏の頃だ。ち...
サン=サーンスの『動物の謝肉祭』
私にとってのレコード鑑賞の原点――すなわちクラシック音楽における原初体験は、『原色学習図解百科』(1968年学研)第9巻[楽しい音楽と鑑賞]という一冊であることは、このブログでもたびたび触れている(当ブログ「旧東京音楽学校奏楽堂のこと」参照...
「雪」という唱歌
個人的に最近、文部省唱歌に関心を寄せている。私の中の思い出として、電子音楽と文部省唱歌が切っても切れない関係にあって、そのあたりの思い出話は、ホームページ上の「PC-6001とがっこうのうたの話」で述べてみた。 また昨年では、急に懐かしく...
麗しき奏楽堂
【奏楽堂の入口】 漱石の『野分』で二人の青年・中野君と高柳君が慈善音楽会へ訪れる場面がある。それが東京音楽学校(東京藝術大学音楽学部の前身)の奏楽堂である。 私は今、旧東京音楽学校奏楽堂の小冊子を見て、その沿革について関心を抱いた。明治...
旧東京音楽学校奏楽堂のこと
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年5月27日付「旧東京音楽学校奏楽堂のこと」より)。 私が所有している古い百科事典に『原色学習図解百科』(1968年学研)というのがあります。幼年時代より親しんでいる百...