愛蘭土紀行

テレビ

我がツイッター時代のツイートより―『刑事コロンボ』編

私の旧ツイッター時代のアーカイブの中から「刑事コロンボ」関連のツイートを抽出しました。
文学

伴田良輔の『眼の楽園』―最後尾の美学

【伴田良輔著『眼の楽園』を開けば、そこには美しい女がいた…】  「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉がある。グレシャムの法則と、辞書に出ている。  私がこの言葉を知ったのは、司馬遼太郎著『愛蘭土紀行Ⅰ』(朝日新聞社)であった。司馬さんは、学校...
飲み物

メーカーズマークのバーボン

【メーカーズマークは誉れ高いケンタッキー・ストレート・バーボン・ウイスキー】  酒を飲み交わす友がいるのなら、たぶんそれは生涯にわたって最高の友である。酒場で自分自身の本心をさらけ出す必要はなく、ひとときの時間を、優雅に共有しうる友がいるこ...
映画

香り高き映画『バリー・リンドン』

【キューブリックの映画『バリー・リンドン』】  貴方は明日絶命します。もし最後に観たい映画があるとしたら、今夜何を観ますか?  こんなことを訊かれて、真面目に答えるとするならば、私は『バリー・リンドン』と即答するだろう。スタンリー・キューブ...
音楽

PIPES OF PEACE

当ブログ「再び『愛蘭土紀行』」でも触れた、ポール・マッカートニーの「Pipes Of Peace」という曲について。  その前にもう一度、ケルト的な気分を味わうため、アイルランド民謡の「The Last Rose of Summer」を聴い...
文学

再び『愛蘭土紀行』

幼少の頃よく聴いていたクラシック・レコードのジャケットやら解説のたぐいの写真などで、ロンドンを行進する軍楽隊の、その赤色と黒色の調和の取れた服装であるとか、別の写真におけるパリかどこかの街の、とある市民がフランスパンをハトロンの紙袋に包んで...
文学

愛蘭土紀行

※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2011年12月26日付「愛蘭土紀行」より)。    ジョイスの『若い藝術家の肖像』あるいは『ユリシーズ』繋がりで先々月あたりから本を開き始めた、司馬遼太郎著[街道をゆく]シリー...