都筑道夫

文学

『洋酒天国』―全号踏破とサイエンス・フィクション

【『洋酒天国』第61号】 前号に引き続き、今回は第61号。振り返れば、当ブログの2011年7月に初めて『洋酒天国』を紹介した(「開高健と『洋酒天国』」)のを思い出す。それより数年前から個人的にこの雑誌を蒐集していて、当時は25冊ほど手元にあ...
飲み物

『洋酒天国』―南米の葡萄酒と罪と罰

【異例の再登板。『洋酒天国』第44号】 当ブログの2014年5月27日付でヨーテンの第44号を既に紹介している。「『洋酒天国』とペルノー」である。最近、懐かしくなってその第44号を手に取って読み返してみた。その中身の内容の充実さと比較して、...
映画

拳銃とウエスタンの『洋酒天国』

【『洋酒天国』第43号は拳銃特集】 ネット・ブログで“ヨーテン”に詳しいのは、拙著[Utaro Notes]だけ。といっても過言ではない。これまで『洋酒天国』の中身を3年にわたって不定期で、40冊以上紹介してきた(ブログの“洋酒天国”カテゴ...
映画

漱石パスティーシュ

【問題作?とも言える映画『ユメ十夜』】 先日、大相撲の初場所で大関・稀勢の里が、自身における“悲願”の初優勝を成し遂げた。そうして連日、「日本人横綱が19年ぶりに誕生」という“歓喜”の話題を多くのメディアが取り上げた。私も長年、稀勢の里を応...
文学

『洋酒天国』とバッカス礼讃〈2〉

【『洋酒天国』第50号】 前回に引き続き、『洋酒天国』第50号を紹介。 「東京ジェンヌ」のピンアップの裏は、「洋天ジョークス」。これもヨーテンの名物コーナーになっていて、柳原良平氏のアダルトなイラストと共に、そのエロティックなジョークで笑い...
美術

『洋酒天国』と律儀な真鍋氏

【『洋酒天国』第41号】 いきなりでなんだが、まずは『洋酒天国』の「三行案内」。《瑞典製スポーツ車サーブ92急譲五人乗銀緑新、機械快調車検35年2月12万電話静岡②XXXX木崎》 いつもながらこの「三行案内」の切り詰め言葉に感心する。“瑞典...
文学

『洋酒天国』とショート・ショート

【『洋酒天国』第39号】 小雨のぱらつく夜更け、酒を呑みながら小冊子『洋酒天国』(洋酒天国社)を読み耽る。今宵は、昭和34年9月発行の第39号を手に取った。  昭和34年にヒットした歌謡曲と言えば、ペギー葉山さんの「南国土佐を後にして」。私...
文学

『洋酒天国』と異邦人

優雅な旅行気分が遠のいて、新幹線のシートで時間つぶしに好きな小冊子を貪る、というありふれた楽しみを、ここ3年ほど、忘れてしまっている。関西へ向かう東海道の車中、窓から見える富士山をちらりと眺め、柔らかな斜光を腕に浴びて日焼けする、あのなんと...