青田一彦

文学

『洋酒天国』―全号踏破とサイエンス・フィクション

【『洋酒天国』第61号】  前号に引き続き、今回は第61号。振り返れば、当ブログの2011年7月に初めて『洋酒天国』を紹介した(「開高健と『洋酒天国』」)のを思い出す。それより数年前から個人的にこの雑誌を蒐集していて、当時は25冊ほど手元に...
ゲーム

酒とギャンブルと『洋酒天国』

【『洋酒天国』第60号】  酒とギャンブルと…というのはタイトルとしてちとよろしくない。なにか卑俗的で真面目さに欠け、紳士的でないと受け取られる。酒に溺れギャンブルに溺れ、放蕩三昧の挙げ句、一家離散、空しい人生――常に人は想像を暗い方へ、極...