我がツイッター時代のツイートより―『ライ麦畑でつかまえて』編

Utaro/青沼ペトロのツイッター(旧ツイッター)時代のアーカイブ。
◎第1期:2010年4月22日~2022年6月26日(1.5万ツイート)
◎第2期:2022年9月8日~2023年4月19日(2,588ツイート)
以下は、この中から選りすぐりのツイート(←自画自賛)をピックアップしたものです。

『ライ麦畑でつかまえて』関連のツイート

 Utaro/青沼ペトロのツイートから、「ライ麦畑でつかまえて」関連を抽出した全5ツイート。

2016年4月9日
サリンジャーの『The Catcher in the Rye』を読み始める。村上春樹訳。主人公がスペンサー先生の家を訪ね、見事に“グッド・ラック!”される箇所まで。…やはりこの小説を、十代のうちに読むべきだったなと後悔(ノω`*)。

2016年4月11日
サリンジャーの『The Catcher in the Rye』を読む。ホールデンとストラドレイターの喧嘩の話。血だらけのホールデンがアックリーの部屋に駆け込んで、寮を出る決心をする。…古い翻訳の“南京豆”が村上春樹訳では“ピーナッツ”に変わっているだけで描写がかなり瑞々しくなる。

2016年4月17日
読み続けている村上春樹訳版『The Catcher in the Rye』と併行して時折、野崎孝訳版も読み返したりして訳の違いを楽しんでいる。村上訳はさすがにモダン。違和感なく言葉が洗練されている。野崎訳では、サリンジャーの原書が当初、クレイジーだと悪評された感じに近いのかも。

2016年4月19日
サリンジャーの『The Catcher in the Rye』読了。幼いフィービーにお金を借りて出ていったホールデンは、かつての教師ミスタ・アントリーニの家に押し掛ける。しかしそこでも…。実存の《放浪》と内省の《放浪》とが交差して、自己精神が追い込まれていく主人公の夢遊病的小説。

2021年2月26日
☞ブログ[Utaro Notes]過去の記事を紹介!「ライ麦のK先生」

追記:さらにサリンジャーのライ麦に関しては、「ブルーな春の星を書き替える」参照。

コメント

タイトルとURLをコピーしました