五味彬の『YELLOWS Americans 1.0』
玩具
秘密を覚える年頃
【箱根で買った秘密箱】 ついこの前、Amazonで箱根名産の寄木細工を偶然閲覧していて、あるテクストに気づいた。〈21回仕掛けのひみつ箱ですが、さらに1回の隠し部屋があります〉。 あれは確か私が小学生の時、箱根への修学旅行の土産に自ら買...
高級オーディオとはなんぞや
朝日新聞朝刊1月21日付に、「老舗の流儀」と題され、高級オーディオのメーカー“Accuphase”(アキュフェーズ)の会長・斎藤重正氏の談話が掲載されていた。質の良いアンプとCDプレーヤーのみを販売し、顧客との関係を大事にしながら、世界の一...
ロモとライカと藪の中
カメラの話をしたいのだが、その前にしばし脱線する。 【マンリョウの紅い実(CANON EOS 6Dで撮影)】 WWFジャパン(公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン)の会報誌の見開きに、杉野由佳さんが描いた「ナンテン」の細密画が掲載されて...
路上でハイ&ロー?
【テレビ画面がモチーフの「ハイ&ロー」ゲーム】 《2人~4人で遊びます。 テレビでおなじみの人生ゲーム ハイ&ロー サラリーマンの人生は苦難の道のり。同時にスタートをきっても、社長になるのは1人だけ。 はたまた平社員のままでも、お金をがっぽ...
『洋酒天国』と樽の話
Barrelすなわち「樽」(たる)について書いてみる。 その前に少し脱線するが、樽で思い出すのは、タカラトミーの大ヒット玩具、「黒ひげ危機一発」だ。 これは子供の頃、おもちゃ屋で買ってきてよく遊んだ。単純に思い出すのは、複数人で順番に短...
『洋酒天国』と三行案内
【小冊子『洋酒天国』第46号】 昭和30年代に発行されていた酒を嗜む人のための小冊子『洋酒天国』(洋酒天国社)が面白い(「開高健と『洋酒天国』」参照)。 今、こういった系統の雑誌があるのかないのかよく知らない。が、子供の頃、書店で見かけ...
パタパタ電波時計と学習教材のこと
【黄金に輝くパタパタ電波時計】 学研『大人の科学マガジン』はたびたび購入して電子工作を楽しんでいる。趣旨としては実用的なものを拵えるのではなく、ほとんど工作と実験のためのものが多いが、かつて“○年の科学”雑誌を購読していた理系好き世代には...
電子ブロックの実験
【学研電子ブロックEX-150復刻版】 この夏、久々に“電子ブロック”で遊んだ――。やはり電子回路は面白い。 以前、ブログで学研の“電子ブロック”の思い出を書いた(「おもちゃの王様『電子ブロック』」参照)。そこでは小学校3年生の時に転校...
昆虫採集セット
私が通った小学校の通学圏には、子供相手の駄菓子屋やら雑貨商店が6軒ほど点在していた。駄菓子屋は明らかに駄菓子屋であって分かり易いが、昔風の雑貨商店というのは最近とんと見かけなくなってしまって、若い人には説明しなければいけないかも知れない。 ...
世界怪奇X館のこと
たびたびこのブログで掲載している、かつて父がOLYMPUS TRIP 35というコンパクトカメラで写した数々の懐かしい写真。やはり年代を感じさせ、どことなく味わい深い。 TRIP 35は昭和43年に発売されたカメラで、当時のOLYMPUS...