アバクロ

美術

伊丹十三の『ヨーロッパ退屈日記』とアバクロイズム

【昨今ではたいへん偽物が出回っているが、このアバクロのカタログは本物です】  伊丹十三氏の『ヨーロッパ退屈日記』(新潮文庫)との縁はまだ日が浅い。本来ならば、開高健氏の書物と同様、旅のお供に持参して、新幹線で京都へ向かう窓際にて読めば、いか...
美術

赤いパンツの話〈二〉

【ザミラ社の赤いパンツを穿いてアートワークのスチル撮影】  前回の赤いパンツの話の続き。今回は少々深い話で、長い。  たかがパンツ、されどパンツなのである。パンツを侮ること勿れ。パンツ(=アンダーウェア)というものは、穿いている本人と日常生...