樋口可南子と篠山紀信
カミュ
人新世のパンツ論⑤―あなたの彼にいかがですか?
昨年11月より不定期で開始したシリーズ「人新世のパンツ論」の第5回。このシリーズでは、男性下着のパンツとそれにまつわる言説を拾い集めていき、自己肯定感とおしゃれとの関係について紐解いていく。 《あなたの彼はどんな下着をはいていますか。白?...
『洋酒天国』―酒と女と夜の歓楽の話
十朱久雄さんが表紙の『洋酒天国』第26号から、ストリップティーズに関する話。
『洋酒天国』と再びジンの話
【『洋酒天国』第12号】 今夏、大活躍したリオ五輪の選手団が帰国し、台風一過の穏やかな日光浴を愉しんでいると、どこかで秋の気配を感じさせてくれる今日この頃。夜な夜な酒も美味い、ということで2ヵ月ぶりのヨーテンを。 『洋酒天国』(洋酒天国...
『洋酒天国』とジンの話
【『洋酒天国』第26号】 毎度おなじみ『洋酒天国』の話題。 紹介する今号は、昭和33年6月発行『洋酒天国』第26号(洋酒天国社)。老け込んではいるものの小洒落た給仕を演じる俳優・十朱久雄さんの表紙をめくれば、そこにノールウェイ俚諺《人生...
バルテュス展―無垢なる目撃
日頃、《音楽を演奏する》という一括りのありきたりな言葉に囚われすぎると、その本質を見失うことがある。 そもそも《音楽》を《演奏する》とは何であろうか。 ある空間における時間軸に沿った出音の集合体――その密と疎の波動が三次元で人間の聴覚に...
『洋酒天国』と異邦人
優雅な旅行気分が遠のいて、新幹線のシートで時間つぶしに好きな小冊子を貪る、というありふれた楽しみを、ここ3年ほど、忘れてしまっている。関西へ向かう東海道の車中、窓から見える富士山をちらりと眺め、柔らかな斜光を腕に浴びて日焼けする、あのなんと...