サントリー

文学

岸本佐知子さんの日記めいたものから摘まむ

【岸本佐知子さんの連載「ネにもつタイプ」より「拾遺」】 既に私のアカウントのBlueskyでは記しておいたのだけれど、当ブログ1月7日付の「ヒッピー&ハイパーな睦月の始動」でのiMac(G3初期型)入手の件、この投稿2日後に家に届き、ライム...
美術

人新世のパンツ論⑯―特別編I・ペペッティ、ココッティ、スキャンティ

【長崎屋のこのビキニも実は、スキャンティだった?】 私が下着デザイナーの鴨居羊子さんを知ったのは、5年くらい前である。その頃まだ果敢に蒐集していた壽屋(現サントリーホールディングス)PR誌『洋酒天国』(洋酒天国社)の第3号(昭和31年6月発...
映画

『ぴあ』―素通りしてしまった映画たち

【キアヌ・リーブスさんの懐かしい広告。サントリーのリザーブ】《香りたつたび、何かが起こる。》 氷の入ったグラスを片手に、柔らかな光を顔に当てられた俳優キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)さんが実に若々しい。ガス・ヴァン・サント(Gu...
ビジネス

人新世のパンツ論⑤―あなたの彼にいかがですか?

昨年11月より不定期で開始したシリーズ「人新世のパンツ論」の第5回。このシリーズでは、男性下着のパンツとそれにまつわる言説を拾い集めていき、自己肯定感とおしゃれとの関係について紐解いていく。 《あなたの彼はどんな下着をはいていますか。白? ...
音楽

寺山修司が語る音楽とエロス

【1983年刊、サントリー音楽叢書③『エロス in Music』】 個人的にここしばらく文学や演劇に関しては、寺山修司に着目し、その周縁の人々や作品に没頭していたいと思った。ごく最近知り得たのは、寺山修司がエロス(肉欲から通ずる愛。性愛)に...
飲み物

プレイバック―さらば洋酒天国、恋のソプリツァ

【琥珀色に輝くサントリーのトリス・クラシック】 我が愛しの“洋酒天国”――。どうやら去る時がやって来たようである。悔いはない。 サントリーのトリスを飲む。瑞々しく、琥珀色に輝く“TORYS CLASSIC”の、なんたる落ち着き払った佇まいよ...
食べ物

ズッキーニとアボカドのサンドイッチの余話から

【雑誌『an・an』で発見したズッキーニとアボカドのサンドイッチ】 とりとめのない雑文の中にこそ、真実が紛れ込んでいるものと信じて疑わない。「ジュウバコのスミをツツく」と長年覚えていた諺は、ひどく適正を欠いていて、正確には、「重箱の隅を楊枝...
演劇

『洋酒天国』―ジャズと日劇〈2〉

【在りし日の日劇の姿。『洋酒天国』第58号より】 壽屋(現サントリーホールディングス)PR誌『洋酒天国』(洋酒天国社)第58号は、昭和38年7月発行。熱っぽくルイ・アームストロングのジャズの話で盛り上がった前回からの続き。今回は日劇――。昭...
音楽

ピッツァからジャズへ〈二〉

【ブルーノートからリー・モーガンのリーダー・アルバム『The Rumproller』】 前回からの続き。シチリア風ピッツァの“セモリナ粉”つながりでmas氏の“手料理日記”なるものに着目し、ジェニー・ライトとエリック・トゥルイユ共著の料理図...
文学

開高健の『開口閉口』と専売公社の話

【開高健著の珠玉のエッセイ集『開口閉口』】 “大人の体を成す”の内面を醸成したかったら、二十歳を過ぎて開高健を読め――と私は呟く。開高健は案外、男性の読者よりも、女性の愛読者の方が多いのではないか。できうるならお薦めしたいのは、『開口閉口』...