フンドシ

文学

人新世のパンツ論⑭―最終回・愛しきフンドシは二度ベルを鳴らす

【福富織部著『褌』(成光館/昭和2年刊)】  日本人の働き盛りの男性を相手に、フンドシや包茎の話題を持ち出すのはタブーである。とくに女性が若い男性に対して、それらの話を持ち出すならば、たいていの場合怪訝な顔をされて内心嫌われる。どういうこと...
性教育

人新世のパンツ論⑨―日本男児の終焉とスーパーな昭和50年代

【かつて長崎屋で販売されていたスーパービキニタイプのブリーフを入手】  かつて衣料品の流通販売で活況を呈していたスーパーマーケットの長崎屋(※屋号のロゴ表記は長﨑屋)の、スーパービキニタイプのブリーフを入手した。その「サンバード」という独自...
ビジネス

人新世のパンツ論⑥―虎の尾を踏むパンツ

前回からの続き。 女性週刊誌『女性セブン』昭和50年7月2日号に掲載された企画記事「あなたの彼にいかがですか?」。 こうした率直な企画が――つまり、一般人が素性を明らかにしたうえで、少々可笑しみを加味してパンツ姿をさらす、なんていうのが、昭...
ビジネス

『洋酒天国』と温泉お風呂の話〈1〉

【『洋酒天国』第57号】  今宵はヨーテン、洋酒天国。  平素何事にも驚かず、世界の良からぬ事態にそわそわした素振りを見せない21世紀忠誠型タイプの学生、政治家、大富豪でも、昭和のこの“奇作・珍品・珍芸術”には唖然とするであろう。今宵はヨー...