谷川俊太郎

科学

科学万博のダイエー館―13歳への未来

【当時人気があったとは言えないダイエー館】 近頃、様々な思いに駆られる。何故か、記憶の薄い中学校時代の思い出を、必死に思い起こそうとしている。この試みの本質は、いったい何なのだろうか。ドストエフスキーの『地下室の手記』を読んでいたら、“水晶...
文学

ヘルマン・ヘッセと中学国語教科書〈1〉

【中学国語教科書(光村図書)】 私はいったいいつ、大人になったのだろうか。少年としての子供が、大人として振る舞う少年となり、そして大人としての大人に成長していく過程のそれぞれの兆しは、いったいいつ、どのようにして顕れたのであろうか。  そん...
性教育

性教育本の名著を伝える〈二〉―SEX & our BODY

子供達に「性」を教えるためには、最も安上がりで危険な、インターネット上の情報を安直に活用することは避けたい。学校との連携が不可欠だが、家庭では、性教育本でその知識をしっかりと補充する考え方に、私は同意する。 とは言え、多く出版されているどの...
性教育

性教育本の名著を伝える〈一〉―ぼく どこからきたの?

明治時代、婦人解放運動の先駆けとなった雑誌『青鞜』、その雑誌を手掛けた平塚らいてう女史の若き学生時代において、自らの性や男女の身体的交渉の知識が、ウニの生殖と春画によって不本意にもたらせたものであったことの事実は、返す返す驚くばかりである。...