YELLOWS再考
超能力
ストーンヘンジに魅了されていた頃
【小学館入門百科シリーズ34/和巻耿介著『世界ミステリーゾーン』】 私がちまちまと配信しているウェブ小説サイト[架空の演劇の物語]の「第11章」には、「オレ」が夢を見た云々が記されている。その文面に《巨大で分厚い石像》とあるが、本文下のイ...
天才浪曲師・桃中軒雲右衛門
【貴重な雲右衛門の写真がその本に掲載されていた】 前稿「地縛霊 恐怖の心霊写真集」で触れた『地縛霊 恐怖の心霊写真集』の著者である心霊研究家・中岡俊哉氏――。私は中岡氏を以前から、敬愛の念を込めて、“先生”と勝手に称している。 中岡先生...
地縛霊 恐怖の心霊写真集
【昭和55年、大阪のハイキングコースでの心霊写真】 まず冒頭で、恐縮ながら私事を。 先月末、これまで続けてきたツイッターを卒業。斯く斯く然々、各々のフォロワー様にたいへんお世話になった12年間であった。想い出も詰まっている。そうして心機...
懐かしい「催眠術のカセットテープ」
【これが幻の「催眠術のカセットテープ」】 何もかもが捏造された流行に先導されていく現代の、そのグローバルな社会構造への警句として、カウンター・カルチャーのうねりが、かつてと比べてとても弱いと感じるのは、私だけだろうか。言うなれば、人が自律...
恐怖の心霊写真ふたたび
【静岡県掛川市の大庭さんの写真。昭和49年撮影】 いま、私自身の個人的な創作活動の中で、モチーフの一つとして、“オカルト”的な要素を必要とした経緯があり、その方面の文献資料をむさぼり読んでいる。そもそも“オカルト”(occult)とはどう...
キューブリックの『シャイニング』
【スタンリー・キューブリックの映画『シャイニング』】 何故私はスタンリー・キューブリックの映画を好んで見続けるのかと言えば、そこに彼の最高傑作と思える遺作『アイズ ワイド シャット』があり、『2001年宇宙の旅』という壮大な哲学的オデッセ...
拝啓心霊写真様
【有名な心霊写真その1】 私がまだ小学校へ上がらない頃のことだから、1970年代後半の古い話なのだが、幼少だった私はある心霊写真というものを見て、その怖さのあまり、夜な夜な一人で居られなくなるような思いをしたことがあった。それは2つの有名...
恐怖を煽った『エスパー入門』
最近制作した実験曲「Sammy and Ella」の解説を書くため、中岡俊哉著『ふしぎ人間 エスパー入門』を文献とした。「Sammy and Ella」の曲想はウィジャボードによる“自動書記”(オートマティック・ライティング)がモチーフとな...
透視開発プログラム
※以下は、拙著旧ブログのテクスト再録([Kotto Blog]2010年2月8日付「透視開発プログラム」より)。 小学5年か6年の頃の話です。誰かが教室に中岡俊哉著『恐怖の心霊写真集』を持参した時のこと。 その一冊の本の前に、ほぼク...